翠星石にチョコレート貰った\(^o^)/

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91水先案名無い人
1 :番組の途中ですが名無しです :2006/02/25(土) 13:15:58.77 ID:YyJZ6VXD0 ?#
翠星石が勢いよく鞄開けたら金具がぶっ壊れたらしく泣きついてきた。
俺「とりあえず修理に出してきたよ。2、3日で金具取り寄せて直せるって」
翠星石「そうですか・・・」
俺「とりあえずどこで寝る?鞄ないし俺のベッド使うなら使ってもいいよ。俺ソファで寝るから」
翠星石「あ、あの・・・いっしょに・・・」
俺「え?」
翠星石「だから・・・その・・・。ヤスヒロといっしょにベッドで・・・」
俺「え?なんで?」
翠星石「えと・・・その・・・。私たち薔薇乙女は、深い眠りにつき夢を見ることで想い出を紡ぎ、確かな記憶としているです。
     けれど、鞄でなければ深い眠りに付くことが出来ず、夢を見れないのです。
     鞄で眠れず夢の中で想い出を紡ぐことが出来ないと、想い出が少しずつ薄れていってしまうのです」
俺「え・・・それって2日やそこらで忘れちゃうものなのか?」
翠星石「鞄で眠れない状態が何日も何日も続くとそうなってしまうです。2日や3日なら全然大丈夫なのですけど・・・」
俺「でも不安なんだろ?じゃあなおさら一人で寝たほうが良くないか?
   俺のベッドに2人なんてとても狭いし、少しでも深い眠りにつけるようにしたほうがさ」
92水先案名無い人:2006/02/25(土) 13:42:33 ID:2kMlfWAQ0
翠星石「ああ、もう!皆まで言わせるなです!いいですか、2,3日なら大丈夫と言っても、それでも
     『夢を見ずに眠ったら今までのことを忘れてしまうかもしれない』という恐怖心から夜中に何度も目を覚ましてしまうのです。
     ですから・・・その・・・。・・・もし『ヤスヒロのことを忘れてしまうかもしれない』という恐怖心で目を覚ましたときに、
     すぐそばにヤスヒロが居てくれると安心できるです・・・。夢の中でなくとも、想い出を紡ぐことが出来ますから・・・。」
俺「翠星石・・・」
翠星石「ほ、ほんとは翠星石もお前みたいな人間と一緒に眠るなんてごめんこうむりなのですけど、状況が状況だけに仕方ないです。
     だから・・・。翠星石のすぐ側で、一緒に眠っていて欲しいのです・・・。お、お願いするです・・・」
俺「・・・わかったよ。でも狭いからって文句言うなよ」
翠星石「よ、ようやくわかったですか!そうと決まればさっさと寝るです。ヤスヒロも早く寝る準備するです」
俺「え?もう寝るの?(こんな時間から寝れないよ・・・。眠くなるまで長い夜になりそうだなあ)」
翠星石「じゃ、おやすみなさいです。ヤスヒロ」
だって。
最初は俺の横にぴったりくっついて寝てて「しおらしくしてれば可愛いな」なんて思ったけど、
だんだん狭いのが嫌になったのか翠星石が夜中に目を覚ましたときにベッドから蹴落とされた。
結局俺はソファで寝ることに・・・。自分から一緒に寝たいって言っといてなんて仕打ちするんだよ・・・。
それでも、翠星石が俺と出会ってからのことを大切な想い出にしてくれているなんて!俺は幸せ者だなあ!\(^o^)/