臨場感を凌駕してリアルに於いて（ryのガイドライン

ゆかり先生：木村先生、にゃも。御二人さんも賭けで参加するかい？
木村先生　：賭けだと？
ゆかり先生：玉転がしでちよちゃんの飛距離を賭けるんだよ。
　　　　　　教師連中ってのは、結構この手のキワモノが好きだって聞いたぜ？
にゃも先生：私は遠慮するわ。賭け事には興味無いの。
木村先生　：私も嫌いではないのだがな。近頃は仕事柄で女子高生の傷害事故を見る機会が多い。
　　　　　　率直に言えばマンネリだ。私を愉しませる心遣いが御前に在るのならば、
　　　　　　また違った趣向を希望しよう。
ゆかり先生：ふぅん…。ああ、そっか。折角ちよちゃんが居るんだ。コイツは是非とも試してみないと。
　　　　　　アンタは国文学に精通してる。輪講なんて日常茶飯事のハズ。
　　　　　　其処で木村先生。ヴェッテンの時間だ。借り物競争でコイツに「バカ」を連れさせたら？
木村先生　：何を言うかと思えば。馬鹿馬鹿しい。ともを選ぶに決まっているだろうが。
　　　　　　自明＜ゼルプストフェアステントリッヒ＞過ぎて賭けにも成らなければ実験とも言い難い。
ゆかり先生：さあ、如何かな？こいつの場合、"万が一"って事も在るぜ？
　　　　　　大体アンタだって、知らない訳じゃないんだろ？
"あの事件"以来、PTAの連中から散々言われてる筈なんだから。コイツの"意味"を。

木村先生　：勿論、何度も釘を刺された事だ。そしてその度に黙殺して来た事でも。
ゆかり先生：ロリコンは、誰の指図も受けないって訳か。
　　　　　　時に後先も考えず、心の赴くままに女子高生を追い求める。
木村先生　：分かっているではないか。然し成る程。このガキ＜ヴュンダーキント＞の意味か…。
　　　　　　確かに能く能く考えてみれば、此れには実験の価値が在る…。
　　　　　　何れとも付かぬその身、知性の"特異点"＜ジンギュレーラー・プンクト＞が、
この場合に於いてともを選ぶか如何か…。
　　　　　　それを確かめてみる事は、中々面白いと言えるだろう。良かろう。賭けに参加しようではないか。
ゆかり先生：そう来なくちゃ。それじゃあ早速だけど。Tomo oder eine andere M\"{a}dchen.
木村先生　：私がこのガキ＜ヴュンダーキント＞に望む事。
　　　　　　願望、否寧ろ呪い＜まじない＞として、私はチップを投げよう。
　　　　　　Tomo。私はともを選ぶことを希望する。
ゆかり先生：Ganz richtig。それじゃあ始めるぜ。
水原暦　　：御願い…！止めて…!!私のともを…バカと呼ばないで…!!
ゆかり先生：ヒヒッ…。だから面白いんだよ…！サヨウナラ。眼鏡ッ娘サマ。
水原暦　　：あああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
木村先生　：ともだッ…！ともだッ…！ともだッ…！ともだッ…！ちよちゃんがともを選びよったわッ…！
水原暦　　：ともが…。ともがぁァァ…。アァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!