中国外務省の崔天凱アジア局長は9日、
北京での日中政府間協議で「日本のマスコミは中国のマイナス面ばかり書いている。
日本政府はもっとマスコミを指導すべきだ」と述べ、
日本側に中国報道についての規制を強く求めた。
メディアを政府の監督下に置き、
報道の自由を厳しく規制している中国当局者の要求に対し、
日本外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長らは「そんなことは無理」と説明したという。
日本側によると、崔局長はまた、
小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題や日本国内での「中国脅威論」の高まりなども挙げ
「(日中間にあるのは)日本が起こした問題ばかり。中国は常に守りに回っている」と批判した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060109-00000116-kyodo-int