ゆかり先生:其れから黒服の皆様方。邪魔。
男子生徒 :やめろッ! 何をするッ!?
ゆかり先生:サヨウナラ。
男子生徒 :うわぁァァァーーーーーーッ!!!(2階の窓から落とされる)
ゆかり先生:あ〜スッキリした。
水原暦 :何て事を!憲法第26条の教育を受ける権利を何だと思っている!
ゆかり先生:別に良いじゃん。どうせ運命に選ばれなかった"其の他大勢"の男子<エキストラ>なんだからよ。
ボク達みたいなメインキャストと違って、奴らの存在には何の価値も無いのさ。
水原暦 :理解出来ませんよ…。
ゆかり先生:答えは女子高化。狂わんばかりの愛くるしさ。清らかさ。そして残酷さ。
其の心を捕らえて放さない美しい時間。或いは最悪の罪科。処女で在るから、純粋で在るから、
此れ程に女尊男卑なのだと?そう、何物にも希釈されない心の萌えな部分。
然しボクの場合は純粋故じゃない。"其れ"がボク自身だからさ。
"自身"という高位の存在にある"其れ"は、ボクがあらゆる事共を知った上で、
尚も希釈されずボク自身で在り続ける。言ってみれば、萌えの理想形<イデア>とでも。