魔王のガイドライン3

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403水先案名無い人
 こんな夜更けに、闇と風の中に馬を押さえているのは誰だろう。
 それは僧兵と召喚だ。僧兵は馬を押さえるように召喚に指示している。

僧兵   「召喚よ、はやく馬を押さえるのだ!」
召喚   「僧兵には巫女が見えないの。清楚で、美しくて・・・」
僧兵   「それよりも馬を押さえて・・・」
巫女 「うぅお願いします・・どうか水を・・水を一杯恵んで頂けないでしょうか・・・・」
召喚  「おい僧兵、僧兵っ!きこえないの?巫女がぼくに助けを求めているよ。」
僧兵  「落ち着け!はやく馬を押さえろ!」
巫女 「あぁ・・お願いします・・助けてください・・なんでも・・なんでも言うこと聞きますので・・」
召喚 「なー僧兵、僧兵ってば!巫女を助けて、一緒にやればよくね?」
僧兵 「おぉそうだな、言うことはなんでも聞くか・・ふふっ助けてやるよ」
巫女「ありがとう・・ございます・・覚悟は・・できています・・・ど、どうぞ・・」
召喚 「僧兵、僧兵!早く巫女に馬を押さえてもらおう!したくてしたくてたまらない!」

 僧兵は急いで、服を脱いではりきった。馬を押さえる巫女を犯さないで、馬と・・・
 我慢できなかった召喚はすでに一人で逝ってしまっていた。