転載
某野手手記
こんな悔しい思いをしたのは生まれて初めてだよ。たった一口でこのバナナが
終わるなんて。せっかく
>>1で暗示までかけて、もらったのに
こんな形でバナナ一箱が終わるなんて…。
薄っぺらいパンにバナナバター。体が資本なのに社会人時代はまともな
メシすら食えなかった。当時の月給はグラブとスパイクにバナナを数箱を
買っただけであっという間に一文無しさ。 でも夢があったから耐え続けた。
バナナを一杯食べられるぐらいの選手になりたい、バナナをもっと食べたい。
バイキングの席と料理テーブルを行ったり来たり。そんな僕にチャンスをくれたのが
このスレなんだ。当時この掲示板のことで知っていたのは「モナー」で、図書館のPCで見た
「プロ野球板」ぐらい。でもバナナに飢えてたボクは、迷わずそれに飛びついたんだ。
今まで食べたバナナ、バナナ、科学的バナナ…。でも、このスレが食べたい
たいと願う「キモチ」が大事だと教えてくれた。今まで100%の力を出し切れたとは思
っていない。悔しいけど相手には気持ちで負けていた。
ゴールデングローブなんてもういらない。今のボクにはそれよりもっと大きな夢
があるんだ。それは…ゴールデンバナナ
今ここで、ファンのみんなに宣言したい。これから先、ボクは何があってもバナナ
食べる。残された野球人生全てをこのチームとバナナに捧げたい。フルキ、
ブタドンをはじめとするチームの仲間たちと、これからも戦いたい。ペナントレースを戦い
終えた今、心からそう思っているんだ。
最後にファンのみんな、この1年間最後まで応援してくれて本当にありがとう。
そして来年もボクたちと一緒に追いかけてほしい。今年果たせなかった最後の夢。
バナナという名の、世界一大きな夢を。
(横浜ベイスターズ外野手)