28日開かれた鹿児島県議会本会議の一般質問で、吉野正二郎議員(51)=自民=は、
小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題をめぐる中国、韓国の一連の批判について、「明らかに内政問題。
A級戦犯の合祀(ごうし)が悪いという中韓両国は、しょせんやくざの言いがかりみたいなことを言っているにすぎない」
と発言した。吉野議員は「英霊をお参りすることはどこの国でもやっている。国家、国民としてしごく当たり前」と指摘。
「中国や韓国政府は、合祀されているA級戦犯が良くないとのへ理屈のようだが、
(処刑者以外に)A級戦犯といわれた人々も正当な国際、国内的手続きをへて釈放された」などと述べた。
マスコミの責任についても、特定の全国紙を名指しし、
「誤報を流して反日デモをあおり歴史のねつ造に手を貸している」と主張した。
在日中国大使館の黄星原報道官は「無責任で、それこそやくざのような発言。
早急に調査し、事実だと確認できれば抗議する」とコメント。鹿児島市と中国・長沙市の友好盟約に触れ、
「長い交流がある地域なのに残念。どうしてこんな発言がまだ出てくるのか」と話した。
韓国大使館は「今の段階ではノーコメント」としている。
http://www.373news.com/2000picup/2005/06/picup_20050629_8.htm