親愛なるアルベールへのガイドライン

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61水先案名無い人
「ぼくは、こう、書いたんだ。
『親あいなる がまがえるくんへ。

たん生日 おめでとう。きみが これを 読むときは、
おそらく ぼくは もう きみの家に ついているだろう。
だから、プレゼントの かわりに きいて ほしい。
がまくん、いいかい、けっして だれも うらむんじゃ ないよ。
ぼく、思うんだ。あいする 気もちも、にくむ 気もちも、
さい初は 人を 思う 気もちから 生まれたんだって。
かなしいことに、思いは 時として 相手に とどかず、
あいが にくしみに すがたを 変えることも あるだろう。
そんなときは、子供のころを 思い出して ほしい。
きずついても きずついても まっすぐにしか あいせなかった あのころを。
どうか、待ちつづけてくれ、がまくん。
きずつくことを おそれず、まっすぐに 人を あいして。
がまくんに 出会えて、とても うれしく 思って います。

きみの親友、かえる。えいえんに がまくんの 心と ともに。』」

がまくんが いいました。
「とても いい お手紙だ。」