親愛なる石割へ。
秩父到着おめでとう。お前がこれを読むときは、
おそらく俺は、尻こ玉を抜かれているだろう。
だから、俺の心の声を聞いて欲しい。
石割、いいか、もっと早く助けに来い。
俺、思うんだ。退院したてで、カッパに挑むのは、
ぶっちゃけ無謀だったんじゃないかなぁって。
悲しいことに、思いは時として猛士上層部に届かず、
無茶なシフトが組まれることもあるだろう。
そんなときは、なるべく早く助けに来い。
傷ついて傷ついて、水にプッカリ浮かんでいるだろう俺を。
どうか、救出し続けてくれ、石割。
傷つくことを怖れず、真っ直ぐに立ち向かっていく俺を。
お前に救われて、本当に命拾いした。
裁鬼こと佐伯栄、永遠にサポーター・石割の救出劇とともに。