「これらは屑だ」のガイドライン

このエントリーをはてなブックマークに追加
1水先案名無い人
お前の下宿によったよ」
浪人は黙っていた。
「俺さ、考えたんだけど、お前、Fランクに行く気はないか」
「なぜ」
「なぜって、まあ随分ながく浪人をしたじゃないか。もう充分だろう」
「まだ、第一志望に届いてないわ。予備校の先生だってこれからだと言ってくださるんだもの」
「誰だ、その先生ってのは」
「○○さんよ。昨日、話したじゃない」浪人は怒ったように言った。
「○○○ゼミナールで冬期講習も満員だった一流の講師よ。浪人で彼に真剣に教えて頂いているのは私一人よ」
私は思わず、自分たちの周囲をもう一度みまわした。相変わらず異様な髪の形をした女や、
辞典のような参考書を持った男たちが幾十人も試験会場を右往左往していた。これらは屑だ。
どれもこれも受験の中で自分だけは才能があると思い、沈んでいく連中だ。
浪人も今、この会場の中でその一人になろうとしている。
「でも、こんな連中みたいになったらお終いじゃないか」
私は大学の合格通知をそっとチラつかせた。だが、浪人は負けずに、
「たとえ、そうなったって………生きることって結果ではないじゃないの、
 償われなくったって自分がいいならそれで結構じゃないの」
「だがな、この連中を見ろよ。惨めだと思わないかい」
<中略>
「わかったわ」浪人はまばたきもせず黒い大きな目で私を見つめて、
「だからローちゃんは推薦入学にしたんでしょう。
 ローちゃんはなにか報われなければ嫌だったんでしょう」
「よそうよ。喧嘩するのは」
私は勘定書を手にとった。浪人の言っていることは半分は正しい。
七年前、私の片半分は安易さを捨てろ、もっともっと上の大学を目指すべきだと囁いていた。
それに耳を塞いだ私はあの宮廷のバラ色の生活を喪い、そのかわりにこの合格通知をえた。


元ネタは今年のセンター試験国語12
大学受験板由来
2水先案名無い人:05/01/29 23:39:37 ID:jmiHnlWA0
             ,、--、,i|l;::::: ̄"'''ヽ
              /;;:''::`;;ヾiilr''"::::::ヾ|i
           r';':::r-;;;;‐;;ヾ/""::‐;;i::ヽ、
          ノ;:::/:::/:::;;;:::、/::::r';;、;:::::li:;ii:`i
      _,ノニ"´::;::;:|::::|::;/""~`''''´7/::::il|i;;ヾ:|  このバルバトスが2ゲットだ
    /;:;-―フ:;:::;::l;;:::l;::|   i :i :|:;;;;:::l|l::i;:::ヽ、  
    |:;:/_/'/:/::;:::::i;::::::;i|'';;;、_i,,, _,i;;'"|:::ヾ;i|i;:::::ヾ==;-、
    ヾi'i:| /::::;:::::::ノ;;:::;;i| `i"´"|,"`!;::|;::::::ヽ;;::;;;ヾ`"`!、ソ
      |:!!| |i::::l |:::i::;;::;;;!'|  !' _ ||l i`iヽ::i;;::::ヽ;;;;;|;;;;;;∧ヽ、
    ,/:ヾヽ!;;::ヾ:`''ヽ:::i;|iヽ --~-;: i/i|:ヽ|i::::リi;;;;ノ;;;i;|、 `i;ヽ,
    ((ヾ=`;;;、:::ノ:::i:::::;;|:::)!!\  ̄/!!!|i:::::i;i:::::;;/;;;;;|!ヾ'ー'i/
殺戮の>>1ービルスフィア!
>>3塵に砕けろ!
絶望の>>4リングフォール!
英雄>>5っこは終わりだ
貴様のような>>6しケラが、俺を倒すだと?
ようやく来たか、カイル・デュ>>7ミス
灼熱の>>8ーンストライク!
断罪のエクセ>>9ション!

3水先案名無い人:05/01/29 23:39:47 ID:gNwce5Pg0
4水先案名無い人:05/01/29 23:40:31 ID:gNwce5Pg0
これのFランク大学が〜〜ってやつあったよね?
5水先案名無い人
>>1
はい終了ね。

【センター試験】「これらは屑だ」のガイドライン
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1106149147/

ほぼ同じスレタイだね。
きっとお前はスレ検索もせずに 今 更 センター試験のネタでスレ立てたんだね。

お前生きてる価値無いよ。
むしろ生きてるだけで迷惑。
さっさと死んだら?そのほうがみんな喜ぶし社会のため。