魔王のガイドライン2

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217水先案名無い人
父  「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子  「お父さんには園川が見えないの。ハチ公前で、球団代表を待っている・・・」
父  「あれは愛甲だ・・・」
園川 「かわいい坊や、マリンスタジアムにおいで。なんでこの僕が2位指名なんですか。
    川崎では10.19に登板するし、イチローは私からたくさん打って200安打させるよ。」
子  「お父さん、お父さん!みえないの。園川が追いかけてくるよ。」
父  「落ち着きなさい、トレーバーが金田監督に蹴られてるだけだよ。」
園川 「ここ埋立地だぞ。私と一緒に行こう。ロッテファンがもてなすよ。
    ライトスタンドでここちよく体をゆすぶり、踊り、歌うのだ。」
子  「お父さん、お父さん!見えないの、あの路線バスの園川が!」
父  「見えるよ。だが、あれは乗車拒否をくらっているんだよ。」
園川 「仕方ない、僕だってそう思う。ザマアミロって感じがありましたね。」
子  「おとうさん、おとうさん!園川がぼくをつかまえる!園川がぼくを園様会に入会させる!」

父親はぎょっとして、馬を全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで館に着いた・・・
腕に抱えられた子は平気でピンピンしていた。子を連れ去るにも格ってもんがある。