問い詰めのガイドライン

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214水先案名無い人
グレイにとって、俺はなんなんだっ!! なあ? グレイにとって、俺はなんなんだ……単なる、臨時で組んだパーティなのか?
なあ、答えろ!! グレイにとって、俺はなんだっ!? グレイ、グレイの方から、アイスソード求めてくれたことないじゃないかっ!!グレイの方から、俺を殺してくれたことないじゃないかっ!!
俺、グレイにいっぱい、アプローチしたのに……。それでもグレイはアイスソード気付いてくれなくて……。アルツールでのことは、俺の精一杯の勇気だったんだぞ……
なのに、グレイは答えを出してくれなかった……。俺は、怖くなった。
もしかして、グレイは、アイスソードのことなんて、どうでもいいと思ってるんじゃないかって。俺は、だから怖くなった。『ねんがんのアイスソードを手に入れたぞ!』って一言を、グレイに言えなくなった。だって、『そう、かんけいないね』って言われたら怖いもんっ!!
俺の気持ちは、恐竜のいる草原に財宝探しに行った時から変わってない。だけど、グレイの気持ちは、俺にはわからなかった。
俺は、グレイの昔の思い出しかもってない。だから、グレイとの新しい思い出を作ろうって、俺は必死だった。俺も昔の俺じゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。グレイに頼れるパーティ、もしくは踏み台になりたいって思った
でも、どんなに頑張っても、グレイが俺をどう思っているのかわからなかった……。俺は、こんなにグレイのことが好きなのに……
もしかしたら、俺のこの想いは、グレイにとって迷惑なものなのかもしれない。そんな風に、俺は考えるようになってきた。だから、やっぱり俺はグレイと臨時で組んだパーティでい続けようと思った
グレイにとって、俺はなんなのか……。それを考えるだけで、怖かったから。臨時で組んだパーティなら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……
俺はこのままでいいと思った……。俺はこのままでもいいと思ったのに……
でも、ウェストエンドが壊滅して、俺は本当に一人ぼっちになって……。そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
そして、やっぱり俺は、グレイのことが忘れられないんだって思ったんだ。思いが抑えられなくなってきて……っ
だってグレイは、俺と最初に冒険した人だから……。ずっと、ずっと好きだったんだから……