まっとうな姉萌え、妹萌えのガイドライン ２

とある日の休日。烏口が壊れたので買いに行こうとしてた時の話。

俺「買い物行くけど何か用アル？」
姉「あぁ、じゃ私もいく」
俺「いや来なくていいから、俺が買ってくるよ」
母「お姉ちゃんとデートしてきたらいいじゃん！」
俺「何言ってんの・・・。」
姉「デートしようよ！」

車で。

俺「で、何買うの？俺先に製図用品のとこ行くから」
姉「特に無いよ」
俺「じゃ、付いてくんなや！」
姉「いいじゃんよ別に。たまには私とデートしたいでしょー？」
俺「バカか！？」

製図用品店で。
姉「このコンパス欲しいな、買って？」
俺「値段見ろよ」
姉「高っ！！」
俺「製図用品は高いの」
姉「じゃ、コレ買って、写し紙？」
俺「トレーシングペーパーな。何に使うんだよ？」
姉「漫画を写して遊ぶ」
俺「はぁ？そんなのチラシの裏で十分だろ！」
姉「安いんだから買って！」
俺「仕方ないなーっ！もう！」
姉「やった！」
俺「烏口だけ買う予定だったのに」
姉「カラスグチって何？」
俺「枠線書いたりするヤツ」
姉「あ、これなに？」
俺「T定規」
姉「欲しいなぁ」
俺「何に使うんだよ！？」
姉「部屋の飾りに・・・」
俺「俺のやるよ。もう使わないヤツあるから」
姉「マジ！？」

帰り。
姉「有意義な買い物だったねぇ」
俺「あんただけだろ！」
姉「だって、姉弟で買い物ってあんまりしたことないよ？」
俺「・・・」
姉「アイス食べていこうよ。お姉ちゃんのおごりだよ」
俺「やった！俺、蛆金時大盛り！」
姉「かき氷は無いよ」

アイス屋で。

俺「ソフトクリームでいいや」
姉「すぐ遠慮するのはあんたの悪い癖だね」
俺「遠慮なんてしてないです！」
姉「抹茶のレギュラーとオレンジシャーベットのスモール一づつ」
姉「いいよね？」
俺「うん。。。」

車で。

俺「ご馳走さんでした」
姉「どういたしまして。今度は私にラーメンおごってね」
俺「はい。。。」