民明書房刊 究極なる奥義のガイドライン

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404水先案名無い人
百偈戸(ひゃくげと)

明朝末期に仏陀を称える偈が民衆に流布した。
それを唱えることにより、解脱することができるされ僧俗問わず唱えられるようになった。
熱心な教徒は一日に百回唱える行を自らに課し、これを百偈と称した。
百偈を行う者は大いに尊敬され、その家を誉め、人々は百偈戸と呼ぶようになった。
煮解賭、酸下吐などを軽薄行いと軽蔑し、百偈戸こそ真の聖人君子としたのだった。
信仰心の薄れた現代においても、インターネットで「100ゲット」と書き込むものがいるが、
その由来が百偈戸であることを知るものは少ない。

(民明書房刊 「仏教とインターネット」)