インペリアルクロスという陣形のガイドライン6

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742水先案名無い人
刃利威(パリィ)

古代中国において、剣の防御技としてもっとも基本とされた技。
長剣を用い、その刃を利することによって敵の物理攻撃の威力を0にする。
基本ではあるものの、未熟な腕ではほとんど成功せず、使ったところで深手を負いかねない。
だが、熟練した者ならば、ほとんどの武器攻撃を打ち払うことができたという。
少林寺の初代当主、部亜佐磨(べ あさま)がこの技を得意としたことから、
以降、少林寺において剣の師範は、第○代部亜佐磨の名を受け継ぐ慣わしとなっている。

なお、この剣技がはるか西方のアバロン帝国に伝わり、パリィと呼ばれる剣技と
なったことは、賢明なる読者の諸君には察しがついたであろう。

(民明書房刊 「常時魔剣時」より)