詭弁の特徴のガイドライン:3 

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803水先案名無い人
こんな議論は間違っている:
新々「黄便の特徴15条」
真っ当な意見と見せかけ、実は黄便で論点をはぐらかす輩が多々おります。
皆様も以下の新々「黄便の特徴15条」を覚え、そういう輩を排除しましょう。
黄便の見抜き方(新々版) :
1.事実に対して仮定を持ち出す
2.ごくまれな反例をとりあげる
3.自分に有利な将来像を予想する
4.主観で決め付ける
5.資料を示さず自論が支持されていると思わせる
6.一見関係ありそうで関係ない話を始める
7.陰謀であると力説する
8.知能障害を起こす
9.自分の見解を述べずに人格批判をする
10.ありえない解決策を図る
11.レッテル貼りをする
12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す
13.勝利宣言をする
14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
15.新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
(注1)これだけ項目があれば、一つや二つ必ず疑わしい項目は出てくる。
(注2)要するに、相手に黄便だ!と言っちまえばよい!相手がひるめば目的達成。
(注3)強い反撃がきたら、捨て台詞(できるだけかっこいいやつ)をはいて逃げる。
(注4)IDが変わるまで、ひたすら謹慎する。過去はきれいに忘れて、再登場。
804水先案名無い人:2005/04/04(月) 15:15:11 ID:HtEd51BH0
正しい議論は以下:
詭弁の論理学(総括):
(1)詭弁の定義:
   哲学・論理学で言う命題・推論、推論を構成する前提(仮定)・
   論理展開・結論のなかで、誤った前提をもとに論理展開し、
   誤った結論を導くこと。
(2)詭弁の例:アキレウスと亀:(命題)アキレウスは亀に追いつけるか?
   (a)少し先を進む亀をアキレウスが追いかける。
   (b)まず出発時点で亀がいた位置までアキレウスが到達する。(前提)
   (c)そのとき、亀がどれほど遅いとはいっても、多少先に進む。(展開)
   (d)多少進んだ亀までの距離を、再びアキレウスがつめる。(前提)
   (e)その間に亀は、また多少先に、すすむ。(展開)
   これ(d、e)を、「無限」に、繰り返す。
   従って、アキレウスは、「永遠」に、亀に追いつけない(と結論を出す)。
(3)以上は、大学初年級で一般教養として学ぶ哲学・論理学の一部である。
   (出典)「世界観と哲学の諸問題」藤沢令夫著、岩波書店、1993年  
(4)この本の著者は、アキレウスと亀の話を、詭弁とは断定していない。
   2000年以上前から、詭弁の例として有名な例の一つではあるが、
   現代の著名な学者の一部に、論理的に誤りは見出せないが、現実には
   誤っている、という意見があり、断定を避けている。
805水先案名無い人:2005/04/04(月) 15:16:51 ID:HtEd51BH0
>>804 続き
(5)だが、中学生程度の初等数学を用いれば、アキレウスが亀に追いつき、
   追い越すことが簡単に証明できるので、私は、2000年の歴史の見解、
   詭弁であることを、確信している。
(6)同時に、同じく大学の教養課程で学ぶ、解析学を知るものなら、無限
   等比級数の収束条件や収束値を用いて、追いつくまでの時間を簡単に計算
   できる。
(7)即ち、(d)から(e)の「論理」が無限に繰り返されたとしても、それに
   かかる「時間」は有限であることが、数値的に証明される。即ち、無限に続く
   論理を、時間的にも無限であるかのようにすりかえているのである。
(8)以上のように、詭弁は、詳しく論証すれば論破できるが、詳しい論証のため
   の時間が必要であり、リトマス試験紙のように安直に判定する方法はない。
   つまり、議論の論理構造自体の是非を問うに、文脈としての議論を問題とする
   のではなく、個々の文章や語句を取り上げても意味がないことは明白である。
   安直に、詭弁と断定することを慎むべき理由は、ここにある。
(以上)