さわやかな朝の挨拶のガイドライン　第四章

「リロードタイムがこんなにも息吹を！」
「俺のリロードはレボリューションだ！」
変態的な叫びが、ポルシャヤ・パストのクレバスにこだまする。
ザ・ボスの許に集う戦士たちが、今日も宇宙服だか耐火服で、地下室をイグニッションファイヤー！で飛んでいく。
EVAのエロい身体を包むのは、黒い色の下着。
投げられた毒は食べないように、自分で自分の仕掛けた罠に引っかからないように、
意味もなくバク転や回転をするのがここでのたしなみ。
もちろん、走り去った先で息切れしているなどといった、はしたないお爺ちゃんなど存在していようはずもない。

隠密部隊FOX。
昭和39年に正式に設立されるかもしれなかったのこの部隊は、
もとはゼロ少佐が007っぽいことをやりたいがためにつくられたという、
伝統ある変態養成部隊である。
グロズニィグラード。ジャングルの面影を未だに残している緑のやたら多いこの地区で、ザ・ソローに見守られ、
拷問からウホッまでの一貫教育が受けられる漢の園。
時代は移り変わり、新世紀となった21世紀が舞台のMGS2でさえ、
大統領にkuwabaraされたり全裸で疾走したり父娘丼が見られる、
という仕組みが未だ残っている貴重なゲームである。