イオナズンのガイドラインPart5

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704水先案名無い人
面接官「特技はあらゆるものを複製するとありますが?」
学生 「フンッ 神の手という事だ────ッ!」
面接官「神の手とは何のことですか?」
学生 「フンッ本物を複製することだ────ッ!」
面接官「え、複製?」
学生 「そう複製だ。世界中のありとあらゆる物を複製し、なおかつそれは本物だ────ッ! 」
面接官「・・・で、その神の手は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「フンッ、失われた美術品を再現し、謎めいた事件を解決してみせよう ────ッ!」
面接官「いや、当社では美術品は扱わないし探偵部門もありません。それに本物を複製するのは贋作=犯罪ですよね。」
学生 「フンッ、私は本物しか持ってこない────ッ!」
面接官「いや、本物とかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「フンッ、本物はひとつでいい───ッ!」
面接官「ふざけないでください。それにひとつでいいって何ですか。だいたい・・・」
学生 「フンッ、あンたがどう思おうとこれが真実は一つだ、真実というのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「フンッ、私を怒らせたら全財産と命でもって償ってもらうことになるぞ。」
面接官「いいですよ。使って下さい。神の手とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「承知した―――――ッ!! 私が持っている登記簿と株券こそが本物であると覚えておくがいい───ッ!! 」
面接官「こっ こんなはずでは───_| ̄V) ウガアァァ────ッ 」