★Winny関連誌の出版社を一斉逮捕 違法コピーほう助容疑
・ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」の使い方などを雑誌で紹介し、
ソフトの違法コピーを手助けしたとして、京都府警が著作権法違反のほう助容疑で
雑誌を制作、販売する出版社の本社を家宅捜索していたことが11日分かった。
家宅捜索は、ウィニーを開発したとして同容疑で東大大学院助手金子勇容疑者(33)を逮捕したのと同じ
10日に行われ、府警によると、出版社は捜索を受けた後、雑誌を自主的に改編した。
ウィニー関連の有力雑誌で、開発者逮捕と並行して出版社の捜査に着手することで、
府警はウィニーが絡む違法コピー一掃を目指す強い姿勢を示したとみられる。
雑誌は「ネットランナー」と呼ばれ、ソフトバンクが独占的に出版。ウィニーの使い方や設定方法などを
初心者にも分かるように詳しく解説、ウィニー最新版もCDに付属していたため圧倒的な人気を誇り、
出版以来の販売数は数百万部に及んでいたという。(共同通信)