こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのはだろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父 「息子よ、なぜヤバイのだ」
子 「お父さんには宇宙が見えないの。ヤバいよ。単位とかなくて、膨張している・・・」
父 「あれは東京ドーム20個分だ・・・」
宇宙 「かわいい坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。廊下がだんだん伸びていくし、トイレを超遠くして待っているよ。」
子 「お父さん、お父さんヤバイよ!きこえないの。宇宙がぼくになにかいうよ。」
父 「落ち着きなさい、そういうレベルじゃないよ。」
宇宙 「いい子だ、私と一緒に行こう。私の通学路たちがもてなすよ。お前の徒歩10分を、伸ばし、自転車で2時間にするのだ。」
子 「お父さん、お父さん!まじでヤバイよ、マジヤバイ。あの超寒い約1ケルビンのところに宇宙の通学路が!」
父 「見えるよ。だが、あれは最も遠くから到達する光だよ。」
宇宙「愛しているよ、坊や。お前の美しい、小学生でも言わねぇ億年がたまらない。バナナで釘を打つ暇もなくつれてゆく!」
子 「お父さん、お父さん!ヤバすぎるよ宇宙がぼくをつかまえる!宇宙がぼくを上手く扱えないから有限にしたり、fと置いたり演算子使ったりする!」
父親はぎょっとして、宇宙での馬力がすごい馬を全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで館に着いた・・・
腕に抱えられた子は宇宙のヤバさをもっと知っていた。