感動した、泣いた「レス」のガイドライン 四粒目

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420水先案名無い人
昔々、あるところに村人から嫌われて、山に住んでいる
赤ドクオ(紅潮しやすい)と青ドクオ(引きこもって日に当たってない)がいました。

赤ドクオ「俺たちを見ただけでみんな逃げたりするの悲しいよ。どうやったら村人と仲良くなれるんだろう。」
青ドクオ「そんなに村人と仲良くなりたいのかい。僕は仲良くなるのが怖いよ…」
赤ドクオ「うん、みんなと仲良くなりたいんだよ」
青ドクオ「そうだ、いい事がある。俺が村にいって悪さをするから赤ドクオくんは、そんな俺をやっつけてくれ。
村人みんなが赤ドクオくんを見直すはずだよ!」

青ドクオはキョドりながら村へ降りていき、村人に話し掛けようとしました。
村人はキョドって言動不明な青ドクオを遠くで取り巻き、「キモーイ!」「こっち来るなヴォケ」
などひどい言葉を浴びせます。石まで投げてくる者も…。若い女性はこっちを見ようともしません。
421水先案名無い人:04/05/24 21:54 ID:aTDWIbgJ
そこへ赤ドクオがやってきて、青ドクオをやっつけはじめました。
赤ドクオ「ヒキコモリがキョドってんじゃねーよ!」等々、顔を真っ赤にして青ドクオに罵詈雑言を浴びせ、
さんざんこづきまわって嫌がらせをすると、青ドクオは泣きながら山へ帰っていきました。
そんな赤ドクオを見て村人は一緒になって青ドクオのキモさについて語りあい、赤ドクオもなんだか村人と
仲良くなれた気がしました。
村人たちとその日は仲良く過ごし、日がくれました。
「今日は楽しかったぞ。さて、青ドクオくんは何をしているのかな」
山へ帰りましたがどこにも青ドクオがいません。探しても見つかったのは手紙だけです。


手紙「親愛なる赤ドクオくんへ。もし君が青ドクオの友達とわかったら、村人たちは君から逃げてしまうでしょう。
だから僕はもう君には会いません。一人遠くへ行きます。
どうか村の人たちと仲良く暮らしてください。さようなら。青ドクオより。」

赤ドクオ「ああ、青ドクオくんが行ってしまった。あんないい友達だったのに。行ってしまった。」
赤ドクオくんはいつまでも泣きつづけました。