アメリカ人のバーベキュー のガイドライン

まあ、アバル信徒のアバル神復活への思い入れは凄まじいものがあるからな。
別世界赴任中にガーディアンのヤムチャに、窮地救ったお礼に誘われて、嫌々かかわってみたんだが、
まず魔人が凄い。10人単位で人をぶっと殺す。手土産に持ってったトランスをみて「そいつじゃ力不足だよ、
クソ(人間)ども」という顔をする。ヘタレキャラはいつまでも活躍には慣れないらしい、みたいな。
絶対、その魔人一人より、俺が持ってきた盾の方が強い。っつうか、それほぼ残虐シーンじゃねえか。
で、グリード様の体が剣に変形する。やたら変形する。読み飛ばしていた読者もこのときばかりは驚愕。
普段、何の感想も書かない感想サイトが魔城ガッデムとか言ってる。便乗か？　正直、嬉しい。
グルトニー様も凄い、まずロック。スカルパゴダとか建設してる。　守れ。ノルマで守れ。つうか勇者殺せ。
で、やたら燃やす。でかくてエラそーな城を壊す。スカルドラゴーラ。聖地ミネルバとかそんな概念一切ナシ。
ただただ、殺す。鬼畜が捕らえられ、マスターズールが悪魔核を分け与える。俺には回ってこない。畜生。
あらかた破壊した後、「おとなしく死んどけクソッタレー！」などと、グルトニーが龍に変形する。畜生。
で、剣邪一家、勇者がブリリアントに向かったのを察知して、みんなで先回りする。
「今度こそ勇者を倒してみせます！」とかグリード様が言う。おまえ、敗退したどころか魔城まで飛ばされただろ？
ラスト様も「私に殺らせてくださいな！」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。
レス様が「握りつぶしてやるんだよ！」とか言って、スロウス様が「でしゃばりどもが！…ですよねェ」とか言う。
魔人ｼﾞｮｰｸの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、悪魔核よこせ。

まあ、おまえら、ファンタジー漫画に挑むのは、要注意ってこった。