イオナズンのガイドライン Part4

このエントリーをはてなブックマークに追加
281水先案名無い人
面接官「特技は森ビル入場検定1級とありますが?」
学生 「はい。森ビル入場検定1級です。」
面接官「森ビル入場検定1級とは何のことですか?」
学生 「自動回転扉シノレスを安全に通過する技能の資格です。」
面接官「え、回転扉の通過?」
学生 「はい。回転扉の通過です。総重量2.5トンの回転扉を通過します。」
面接官「・・・で、その森ビル入場検定1級は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。扉が回っていてもビルに入れます。」
面接官「いや、当社には回っているような扉はありません。」
学生 「でも、六本木ヒルズにも入れますよ。」
面接官「いや、入れるとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「扉が停止するまでに30cm以上動くんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに30cmって何ですか。だいたい・・・」
学生 「シノレスが止まるまでの距離です。死のレスとも書きます。死のレスというのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?入りますよ。森ビル。」
面接官「いいですよ。入って下さい。森ビルとやらに。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「運がよかったな。今日は回転扉が止まっているみたいだ。」
面接官「帰れよ。」