キモオタ総合・俺は限界だと思ったのガイドライン 2
こんばんわ。
私は青山で美容師をしている23歳の女性です。
去年の話になるんですが、忘年会で秋葉原系のコスプレをすることになったので、
インターン生の子と衣装揃えとウォッチを兼ねて、秋葉にいってきたんですよ。
さすが電気街だけあって、火曜日でも人で賑わっていましたが
大通りから外れた路地に入ったことろで、Sちゃんが急に泣き出しちゃったんです。
「先輩〜、もう私この匂いに耐えられません、、」と。
私は普段からカラー剤やパーマ液などで化学系の香りには慣れてはいたのですが、
なんとも言えない異臭に、頭が重くなっていました。
「じゃあ、Sちゃん。お茶でも飲んで少し休もうか?」ということになり、
すぐ近くに珈琲の看板が出ていた、地下1Fの「エヴァン」というお店に入ることにしました。
私は場所が場所だけにモサイ男がウェイターで出てくるんじゃないかと
正直不安でしたが、ドアを開けたところでかわいい女性の声。(二人、ホッ)
「いらっしゃいませーエヴァンへようこそ!」
私、鼻血でそうになりました。 出迎えてくれたのは、身長2mありそうな女性!
よくみたら、銀河鉄道999に出てくるメーテルの様な高い帽子を被っていました。
嫌々席に通されメニューを見ていると、なにやら後輩が、下っ!下っと目線を送っています。
私の足にも「コツっ♪コツっ♪」となにやら当たるので恐る恐る視線を下にやると、
そこには明らかに模造品のAIBOが2匹も私の足にアタックしてるではありませんか!
対角の席に座るキモオタがコートのポッケに手を深々と差し入れて、
なにやらゴニョゴニョリモート操作していることは、すぐ見て取れました。
わたし、思いっきりギャルソンのスタッズ靴で犬、蹴飛ばしてやりました。
通常でしたらそんな荒々しい事はしないのですが、秋葉原の空気自体が
合法にさせてくれる、そんな空気を感じていまいたので、、。
こっちは2人だし、なにかあればいつでもやってやろうと思ってました。
(たまたまバッグに、シザーが入っていたので強気)
そこへキモオタの連れがトイレから戻ってきたようです。
いま思い出しても吐きたくなるんですが、色落ちたチノパンになにやら飛び散ってます。
めちゃくちゃ吸収性よさそうな、ガーゼのハンカチで手を拭きながら戻ってきたので
トイレからだと察しました。
その連れは椅子の横に倒れた偽AIBOを見て奇声を発しました。
「キーーーーッ、キーーーーッ。」口から泡を吹いてるひと初めて見ました。
「猫男爵っ!これは一体どうしたと言うのですかっ!!!誠意ある説明を求むっ!!!」
そう言うと、そのオタは片足を椅子に乗せて手を翼のようにバタバタと。
「あわわわ、孔雀王DXさん、こ、これはですね、アセアセ、、。」
「これ出させないでっ!これ出させないでっ!もーっ、出させないでって言ってるでしょ!?」
かなりの勢いでバタバタと扇いでお怒りの様です。
これは一触即発だなと思っていたところ、背後から声が!
「荒ぶる神々よ〜、孔雀王を鎮めたま〜ぇ〜★」
さきほどの帽子を被った店員です。なぜか背より更に高い杖を持っていました。
私はもう限界だと感じました、、。
以上