845 :
水先案名無い人:
空の特攻隊のパイロットは一器械に過ぎぬと一友人が言ったことは
確かです。
操縦桿を執る器械、人格もなく感情もなくもちろん理性もなく、
ただ、敵の航空母艦に向かって吸いつく磁石の中の鉄の一分子に
過ぎぬのです。
理性をもって考えたなら実に考えられぬことで、強いて考えれば、
彼らが言う如く「自殺者」とでもいいましょうか。
精神の国、日本においてのみ見られることだと思います。
一器械である吾人は何も言う権利はありませんが、ただ、願わくば
愛する日本を偉大たらしめられんことを国の方々にお願いするのみ
です。
ガラハドは1アイスソードに過ぎぬと一プレイヤーが言ったことは確かです。
アイスソードを自慢するイベント、人格も感情ももちろん理性も認めてもらえなく
ただ、アルツールで主人公に向かって殺されに行く吸い付一フラグに過ぎぬのです。
理性をもって考えたなら実にアイスソードを自慢するなんて考えられぬことで
強いて考えれば、彼らが言うごとく「自殺者」とでもいいましょうか。
マルチシナリオが珍しい頃の、ロマサガ1においてのみ見られることだと思います。
一NPCであるガラハドは何も言う権利はありませんが、ただ願わくば
愛するねんがんんおアイスソードを殺してでも奪い取らぬように
プレイヤーの方々にお願いするのみです。な なにをする きさまらー!
四天王のパシリイベント時のプレイヤーの残酷さといったらない。
実に殺してでも奪い取る。
アルツールでガラハドに自慢され、
いったんセーブしてから選択する。
もしもに備えているのを彷彿させる。
スクウェアファンはこれまでこのような状況を見たことがない。
必要なときにアイスソードを自慢され、主人公の選択には「殺してでも奪い取る」。
プレイヤーは誘惑に負け、ガラハドは戦闘にすら入らず処理される。
――吟遊詩人ハオラーンの回想より
その日はアイスソードが売り切れていて、装備を売った3ジュエル貯めた後の後悔だった。
ガラハドが見える。アイスソードを自慢している、いやないやな親友だった。ねちねちと自慢する奴。
町中をうろうろと歩いている。自慢以外に何が目的なのか見分けがつかない。
話しかけると、売り切れたアイスソードを持ったガラハドが笑った。ガラハドは自信満々に自慢するんだ。
「グレイじゃないか!たったいま ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!」
グレイは怒りが沸点に達していった・・・。一瞬もためらわずに、殺してでも うばいとる。
「な なにをする きさまらー!」
〜グレイの回想より〜
会社での任務はビルの粉砕と建物の解体だ。
老朽化した建造物は日本の将来への大きな危険である。
解体業における戦いとは、耐久年数の過ぎた建物と
保存主義的知識人の絶滅でなければならない。
これは企業闘争だ。
絶滅しなければ、建物を破壊しても、
30年もたてば再び建物は老朽化するだろう。
――NBK社長の演説より
あー再放送してくれないかなーBSでいいからさ。
去年はセンター前でそれどころじゃなかったんだよ。
タイムマシンがあったらあの頃の自分にビデオとるように命ずるのに。
また3〜5年後になるのか・・・
>>693 乙です。
各スピーチについて、どういう背景があって発されたものなのか、
みたいな説明を付け加えたらもっと面白くなると思うんですが、いかがでしょ?
5W1H的なかんじで。
852 :
水先案名無い人:04/03/07 17:24 ID:Jy4ZOPut
>>850 大学には合格した?
合格したんだったら、大学の図書館にビデオあると思うよ。
アルツールから、きらめくと魔術的なアイスソードがついに買い取られてしまった。
アルベルトやグレイやジャミルが、仲間たちと危険を分かち合いながら、
徒歩で四天王のお使いをし、アフマドの依頼を受ける。
そんなことはもう無理になった。
ガラハドの購入は、安全で静かで、苦労しないNPCによって行われたことである。
一方、何千というモンスターを倒した、主人公が稼いだジュエルの使い道は息の根を止められる。
これから先に購入する装備は、必要ない装備を買うかお金を使わずとっておく事になるだろう。
やがて、そのプレイヤーは大激怒で、限界のない、一度発動されたら制御不能となるような
殺してでもうばいとるを選択することになる。
プレイヤーは、初めて自分たちを冥府送りにさせることが出来る選択しを選んだ。
これこそが、プレイヤーの栄光と苦労の全てが最後に選択する運命である。
チャーチル
―――――――――
ロマサガの危機 より
ここは マルディアスでもいちばん荒廃した地域で
小さくてちょっとした町の通りは 一人歩くガラハドしかいなく、
主人公は ガラハドに話しかけ 同じ選択を繰り返すのだった・・
「殺してでもうばいとる」と。
ID:7MTZlth4
ウザイ
安心しろ俺も奪い取るが正しい選択だと思っていたから
米国からの10万匹近い牛が狂牛病を発症し、輸入を停止された。
日本政府はこれを優雅にも「安全の確保」と呼ぶ。
しかし、吉野家にとって、それは血と汗を流しながら、
業績を悪化させているようなものだ。
日本政府の輸入停止によって潤うのは、
豪州の肉屋や狡賢いハンバーガーの密売人だけである。
――機関紙「ツ・ユダク」より 吉野家通(ゴノレゴ)が書いた記事
エロゲーとは、客を招いてごちそうすることでもなければ、
文章を練ったり、絵を描いたり、刺繍をしたりすることでもない。
そんなお上品でおっとりとした、雅やかなものではない。
エロゲーとはオナニーである。
もてないヲタが架空の女を犯す、激烈な行動なのである。
――毛沢東選集より
書き込む場所ミスった
863 :
第3集:04/03/09 05:22 ID:O7xZIf6e
ルー「試合中にホットドッグ20個平らげたって本当?」
ベーブ「ばかげた伝説のひとつさ 命を縮めるぜ」
ルー「ごもっとも」
ベーブ「一試合に20個は豚になる」
ルー「当然ですね」
ベーブ「君だってそんなうわさ信じてないだろ?」
ルー「ええ…でも本当はいくつ食べたの?」
ベーブ「19個!」
―― ベーブ・ルースとルー・ゲーリック
864 :
第9集:04/03/09 06:08 ID:DzzmcgwK
ハーレムの住宅環境が悪いのは政府の責任だ。
子供をかじるネズミ、人間の食料を横取りするゴキブリ、みんな政府の責任だ。
まずい食料がものすごく高いのは政府の責任だ。
すべてはアメリカ政府が悪いのだ。
マルコムXの演説より
工場から、きらめきと魔術的な美がついに奪い盗られてしまった。
中卒や工業高校卒や女工さんたちが、先輩たちに指導を仰ぎながら、、
やすりで金型を削っていき、生産の運命を決する。
そんなことはもうなくなった。
これからの採用は、安全で静かで、物憂い事務室にいて握力とねじ締めによって決まる。
一方、何千という不器用たちが、電話一本で機械の力によって殺され息の根を止められる。
これから先に起こる単純作業は、中卒や高卒や大卒メガネを殺す事になるだろう。
やがて、それぞれの企業は大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不能となるような
コストダウンの為のシステムを産み出すことになる。
企業は、初めて自分たちを絶滅させることが出来る道具を手に入れた。
これこそが、企業の栄光と苦労の全てが最後に到達した運命である。
>865
大変感銘いたしました。
ワンちゃん「試合後に息子を球場に置いて帰ったって本当?」
チョウさん「いわゆるひとつのばかげた伝説のひとつさ 命を縮めるぜ」
ワンちゃん「ごもっとも」
真弓「一試合に20回はグランドの土を舐める?」
掛布「非常にですね」
小林「君だってそんなにさんまに物真似されたくないだろ?」
掛布「ええ…でも本当はトレードじゃなくてただの移籍?」
野村「背番号19!」
―― 長島と王と真弓と掛布と小林と野村
>>868 しない。
第5集の一部分しか共通点ないし。
871 :
水先案名無い人:04/03/10 22:58 ID:t8vjARW1
953 名前:映像の世紀より[お隣なんでsage] 投稿日:04/03/01 22:28 ID:CI1nU48q
会社が貸切バスを分社した時 私は不安に駆られたが
自分の職場は貸切バスでなかったので 何の行動も起こさなかった
その次 会社はSBMとSBSを分社した 私はさらに不安を感じたが
自分の職場は本社や不動産管理部門ではないので 何の抗議もしなかった
▲ ▲
い ま コ コ
▼ ▼
それから会社は路線バス 保線 工機と 順次分社の輪を広げていき
そのたびに私の不安は増大した が それでも私は行動に出なかった
ある日ついに会社は駅務を分社してきた そして私は駅員だった
だから行動に立ち上がった が その時はすべてが あまりにも遅かった
マルチン=ニーメラー
Martin Niemoller(相鉄の駅係員、●●管区。1892.1.14〜1984.3.6)
【ちくり裏事情】 - 小田急電鉄の裏側
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/company/1064112556/
872 :
水先案名無い人:04/03/10 23:21 ID:vLo7p6nq
ハーレムの住宅環境が悪いのはゴルゴムの仕業だ!!
子供をかじるネズミ、人間の食料を横取りするゴキブリ、みんなゴルゴムの仕業だ!!
まずい食料がものすごく高いのはゴルゴムの仕業だ!!
すべてはゴルゴムの仕業だ!!
南光太郎の演説より
>>865 うちの学校の先生がその番組の話しかしなくなった・・・。
就職率はいい学校だけど。
どの列車にも、みな通路や座席に人が三重に折り重なって
詰め込まれていました。
私は恐ろしさで声も出来ませんでした。
人間の塊が缶に詰め込まれた蟻のように運ばれている。
その光景の悲惨さ、狂気と無秩序、無関心。
若い朝鮮人がアイゴーと叫び、それから懸命逃れようとする、ガングロの少女。
乗客達がその騒音の中で、脱糞をし、弁当を喰らい、 セックスをし、
猥褻な雑誌を広げたりするのです。
――大阪の環状線を見た香港市民の回想より
875 :
水先案名無い人:04/03/11 19:36 ID:O3FOEiZT
全ては無駄であった
あらゆる犠牲もあらゆる労苦も無駄だった
果てしなく続いた飢えも乾きも無駄だった
しかも我々が倒産の不安に襲われながらなお義務を果たしたあの時も無駄だった
その時作った焼き鳥丼の死も無駄だった
吉野屋を愛してかつて食べに来た幾百万の人々
こんな事の為に牛丼は死んでいったのであろうか
こんな事の為に牛丼の替わりに作った焼き鳥丼も埋もれたのだろうか
その後数日にして私は自己の運命を自覚するに至った
私は養鶏業者になろうと決意した
吉野屋「BSE・H5型」
876 :
827:04/03/11 20:31 ID:vKB/iKBj
>>844 いつも謙虚なまとめ人タン、ありがとう。
877 :
第6集:04/03/11 20:32 ID:vKB/iKBj
私は日本を利用出来ると考えていた。
黙っていても、ぼろをまとっていた我々インドネシア人が、
日本軍のおかげで勇敢な兵士に変えてもらえるからだ。
いかに敵を待ち伏せるか、いかに這った姿勢で銃を撃つか、
ガソリンを満たした椰子の殻からどうやって手榴弾を作るか。
全て日本軍が教えてくれるのだ。
――スカルノ自伝より
878 :
第6集:04/03/11 20:33 ID:vKB/iKBj
フランスは卑怯にも、我々の祖国を日本に引き渡した。
我が人民はこれまでフランスという海賊に水牛のように仕え、
今度は日本という海賊の奴隷になった。
ベトナムの二千万の人民は、このようなことに我慢出来ない。
革命の闘士よ、蜂起の旗を高く掲げよ。
祖国の聖なる呼びかけが、今、響き渡る。
――ホーチミン 革命戦士への手紙より
879 :
水先案名無い人:04/03/11 22:16 ID:Nj6OPDdU
犯罪。それは毒男の憧れだった。
「犯罪を犯せば、もう何も恐れることはない。途方もない自由が約束されている
どいつもこいつも俺を気狂い鬼にしてくれる」
私はそう聞かされて育った。
初めてアッチに着いた時の事は、今でも鮮明に覚えている。
125番通りと7番街の交差点で、見上げるよう醜い毒男が、うんざりしながら交通整理をしていた。
「フロイトも、ユングもアリスミラーも選び放題だぜ」とでも言わんばかりだった。
私は感動した。奴らを思い通りに歩かせているのだから。
第3集 作家E・毒男の手記より
880 :
水先案名無い人:04/03/11 22:34 ID:Nj6OPDdU
私は首切り男を利用出来ると考えていた。
黙っていても、ぼろをまとっていた我々毒男が、
首切り男のおかげで勇敢な反抗的な人間に変えてもらえるからだ。
いかに子供を待ち伏せるか、いかに這った姿勢で子供を撃つか、
毒を満たしたチムポの殻からどうやって悪意をぶちまけるか。
全て首切り男が教えてくれるのだ。
生き残ったあとの事は?
想像力が1oでもあれば今生きてないよ
――少年A自伝より
881 :
水先案名無い人:04/03/11 22:43 ID:Nj6OPDdU
ココのの生活環境が悪いのは政府の責任だ。
ふところををかじるだけの、パチ屋、
所有してるとゆうだけで
家賃をむしり取るする大家
みんな政府の責任だ。
まずい食料がものすごく高いのは政府の責任だ。
すべては日本の政府が悪いのだ。
あるプーの演説より
何ということだ。
住人が糞スレを乱立させている。
見境の無くなった住人がスレ立てをやみくもに行使するのを
運営側も阻止出来ない。
シベリア(仮)は沸々と沸き立ち、発酵しつつ、スクリプトを用意している。
些末な憎悪や陰謀、個々の無数の苦悩が蔓延している。
――ニュー速民 ジャン・コクトー シベリア日記より
全ては無駄であった
あらゆる犠牲もあらゆる労苦も無駄だった
果てしなく続いたスレストも90秒規制も無駄だった
しかも我々が死の不安に襲われながらなお義務を果たしたあの時も無駄だった
その時倒れた200万の死も無駄だった
祖国を信じてかつてラウンジに出征して行った幾百万の人々
こんな事の為にν速住人達は死んでいったのであろうか
こんな事の為に17歳の少年はプラスの地に埋もれたのだろうか
その後数日にして私は自己の運命を自覚するに至った
私は2chをやめようと決意した
アドルフ・ヒトラー
―――――――――
我が闘争 より
ルー「シベリア(仮)にクソスレ20個立てたって本当?」
ベーブ「ばかげた伝説のひとつさ 命を縮めるぜ」
ルー「ごもっとも」
ベーブ「一日に20個はアク禁になる」
ルー「当然ですね」
ベーブ「君だってそんなうわさ信じてないだろ?」
ルー「ええ…でも本当はいくつ立てたの?」
ベーブ「19個!」
―― ベーブ・ルースとルー・ゲーリック
「部屋はありませんか?」
「部屋はありませんか?」
全財産を手押し車に乗せ、あるいは背負った人々が、一軒一軒回って同じ質問を繰り返す。
狭くて曲がりくねった通りに溢れかえるユダヤ人が、今日も精気の抜けた青白い顔で
押し合い圧し合いしながら、ざわざわと流れていく。
街のあらゆる地区から現れ、それがひとつの大きな河となり、
通りをぞろぞろと際限もなく流れてゆくのがここでのたしなみ。
もちろん、世界はこれまでこのような状況を見たことがあろうはずもない。
ワルシャワ・ゲットー。
1940年に指定されたこの地区は、ユダヤ人隔離のために選ばれたという、
ワルシャワでもいちばん荒廃した地域である。
ナチス・ドイツの占領下、文字通り骸骨のような姿をした人間が充満しているこの地区で、神に見捨てられ、
中には数週間地面に放り出された、死体そっくりの顔をした人もいる。
無残なその顔を見ると思わずぞっとする。
ユダヤ人への迫害がエスカレートし、絶滅収容所へ送られるときでさえ、
ナチに無意味な存在だと言われ続ければ洗脳されたユダヤ人が家畜用貨車で出荷される、
という仕組みが未だ記録に残っている負の歴史である。
>>886 なんてものと組み合わせるんですか、あなたは。
888 :
水先案名無い人:04/03/12 21:53 ID:cvNXa4Ka
>>887 が、しかし改編としては最高レベル。ワラタ。
「我々の職場はもはや職場ではない。
日中は仕事と雑用がもうもうと立ち込め、一寸先も見えない。
腋臭に照らし出された巨大なガス室のようだ。
それは焼けつくように臭く、殺伐として耐えられないので、
馬鹿でさえお茶台へ逃げ込み、必死で気分をまぎわらせようとした。
真人間はこの地獄から逃げ出す。
どんなに硬い意思でも、いつまでも我慢していられない。
ホモだけが耐えるのだ。神よ、なぜ我等を見捨てたもうたのか。」
892 :
水先案名無い人:04/03/12 23:32 ID:cvNXa4Ka
893 :
水先案名無い人:04/03/12 23:42 ID:apjS8qju
父上様、母上様、哀れんで下さい。あなたから授かった性器に絶望しました。
包茎の人生、この一生にあり。毎日毎日悔やんで、鋭く腰を衝き上げ、
女を妄想しました。
男子の本懐、これに優るものがまたとありましょうか
23年間の包茎人生、よく育てて下さいました。
この度がその御恩返しです。
よくも立派な息子を作ったと哀れんでやって下さい。
ああ、我ら特別包茎特高体。向かう所は泌尿器科に急降下
>>887 「犬といっしょにヴォルガ川へ飛び込め!」
と付け加えるのがこのスレでのたしなみ。
>>893 やくざに何言っても無駄無駄かもしれない、だが言う
「犬といっしょにヴォルガ川へ飛び込め!」
896 :
水先案名無い人:04/03/13 11:31 ID:LlCoM0mH
私はドイツを利用出来ると考えていた。
黙っていても、やる気の無い我々イタリア人の戦争が
ドイツ軍のおかげで優勢な状況に変えてもらえるからだ。
いかに頑強な陣地を突破するか、いかに質で勝る英軍を破るか
ガソリンや水の足りない絶望的状況でどうやって進軍するか。
全てドイツ軍が考えてくれるのだ。
――ムッソリーニ自伝より
>>898 違和感ねぇ〜(w
まったくその通りだったな
私はアメリカを利用出来ると考えていた。
黙っていても、勝ち目の無い我々イタリア人の戦争が
アメリカ軍のおかげで戦勝国的な状況に変えてもらえるからだ。
いかに頑強な陣地を突破するか、いかに質で勝るドイツ軍を破るか
ガソリンや水の足りない絶望的状況でどうやって進軍するか。
全てアメリカ軍が考えてくれるのだ。
903 :
水先案名無い人:04/03/14 12:45 ID:Y92KPPu5
>>902 Fm が Ebm の1/4音高 になっている。
ほんまものの曲を、FLASHに合わせてのばしたな?
904 :
第6集:04/03/14 15:00 ID:F3RVwU3x
戦いはまさに悪夢だった。
腰まで泥水に浸かった塹壕の中、我々は今すぐにでも
攻め込んできそうなベトミンを待ち受けていた。
彼らはいつも同じやり方だ。
まず、若い兵士が爆弾を抱えたまま突っ込んでくる。
続いて、手榴弾の嵐の中を狂気に満ちた兵士達がなたを持って襲い掛かる。
そして最後に、ベテランの兵士達が機関銃を乱射する。
ベトミンの攻撃は絶え間なく続いた。
我々は死を待つことしか出来なかった。
――フランス軍兵士の証言より
905 :
第6集:04/03/14 15:01 ID:F3RVwU3x
共産主義勢力、ベトミンが戦争に勝ち、インドシナが赤く染まるようなことになれば、
やがて周辺地域も共産主義者に侵略され、真っ赤に染まっていくに違いない。
ソ連や中国は東南アジア全域の支配を目論んでいる。
我々は自由主義陣営は、このような共産主義の横暴を決して許してはならない。
今、対抗措置をとらなければ、数年後にはもっと恐ろしい結果を招く。
平和を勝ち取るために今、アメリカは敢えて危険を冒さなければならないのだ。
――アメリカ国務長官ダレスの演説より
906 :
第6集:04/03/14 15:01 ID:F3RVwU3x
アジアはもう、受身ではありません。
黙って人の言うことを聞いたりもしません。
今日のアジアは力強い活気に溢れているのです。
我々は今さら、アジアを支配した国に憎悪の念を抱くつもりはありません。
これから先は兄弟として席を並べたい。
そう願っているだけなのです。
今でも世界が自分の言いなりになると思っている大国の論理。
アジアは断固これを否定します。
アジアの民は我々に相応しい輝かしい未来を
自らの手で切り開いていかなければならないのです。
――ネルー演説より/バンドン会議
907 :
第11集:04/03/14 15:03 ID:F3RVwU3x
日本人は列強諸国のプライドを外交で傷つけるだけでは飽き足らず、
その懐にまで手を伸ばしてきた。
いろいろな条件を考えれば、日本には工業国になる力はなかった。
何か仕掛けがあったのは明らかだ。
日本は我々から産業革命を輸入し、すんなりと取り入れてしまった。
それはまるで、国民に標準サイズの既製服でも着せるかのようであった。
その結果得られたのが、欧米の資本家が舌を巻くほどの産業の効率性である。
ドイツにB-52、アメリカ在郷軍人会に星条旗を売るほどであった。
こうなると、現在日本以外の国で取られている産業政策は、
資本主義であれ、国家主義であれ、共産主義であれ、
全てが面倒で、役立たずなものに思われてくる。
日本の産業制度は、他のどんな産業制度とも似ていないのだ。
――フォーチューン誌より 1936年9月号
※下から5行目、ドイツにの後が自信ありません。何を売ったんでしょう?
確認できる方、あれじゃないの?と思う方、軍ヲタの方、援助キボンします。
908 :
第11集:04/03/14 15:03 ID:F3RVwU3x
日本は「アジア人のためのアジア」というスローガンを掲げ、
今度の戦いを人種の戦いにしようとしている。
一方、我々連合国側は、アジア諸国の指示を得るためには
白人と有色人種の戦いを全面に押し出すわけにはいかない。
したがって、連合国側のスローガンはデモクラシーと平等でなければならない。
ところがアメリカは、まさにこのプロパガンダを自ら否定しているのである。
全ての日系人は太平洋沿岸の軍事地帯から移動させられることに
なったのに対し、同じ敵国でありながら、ドイツ系やイタリア系のアメリカ人は
そのような規制は受けていない。
日系人だけが強制収容されたのである。
――ニューズウィーク誌より 1942年3月30日号
909 :
第11集:04/03/14 15:05 ID:F3RVwU3x
日本こそ、19世紀にアジアを襲った欧米の侵略を食い止めんとした、
アジアにおける最初の強国であった。
アジアが復活するには、現在においても強力な日本が必要である。
中国との紛争が勃発したことによって、確かに日本に対する
インド人の感情は少し悪くなった。
しかし、大東亜戦争が始まり、事態は根本的に変化した。
なぜならば、今日、日本はインドの敵イギリスを相手に戦っているからである。
インドの民衆はただ一筋に、イギリス支配から解放されることを熱望している。
つまり、インドの独立を支援してくれる者は、当然全てインドの友なのである。
――ボースの声明より
910 :
第11集:04/03/14 15:05 ID:F3RVwU3x
日本の占領が始まった頃、日本はインドネシアに対して
兄のように親密な態度を見せていました。
しかし、新聞に日本軍勝利の記事が少なくなるにつれ、
日本は弟の私達インドネシアに向けて、苛立ちを爆発させるようになりました。
「ばかやろう!」とビンタが頻繁に飛び出すようになり、
憲兵隊は傍若無人になっていったのです。
主人である日本が、ばかやろうの原住民を監視しなければならないという
態度に変わっていきました。
――インドネシア人の回想より
>>907 「ドイツにB-52」は流石に無いと思うよ。
部隊配備が開始されたのは1955年からだし。
>>907 「ドイツにビール」のような感じだった気がする。
913 :
水先案名無い人:04/03/14 20:55 ID:7UEBlRXb
ドラえもんから、きらめきと魔術的な美がついに奪い盗られてしまった。
のび太の恐竜や魔界大冒険や日本誕生が、子供たちと夢を分かち合いながら、
コロコロコミックでマンガ業界を駆け巡り、子供の夢を決する。
そんなことはもうなくなった。
これからのドラえもんは、安全で静かで、物憂い事務室にいて視聴者からアイディアを募集して作る。
一方、何千という作画家たちが、電話一本で機械の力によって殺され息の根を止められる。
これから先に作られるドラえもんは、藤子不二雄がかつて作った作品のリメイクのようになるだろう。
やがて、それぞれの作品は大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不能となるような
夢の破壊の為のシステムを産み出すことになる。
ドラえもんは、初めて自分たちの夢を絶滅させることが出来る道具を手に入れた。
これこそが、ドラえもんの栄光と苦労の全てが最後に到達した運命である。
914 :
水先案名無い人:04/03/14 21:00 ID:7UEBlRXb
ドラえもんには神秘的な力で我々を魅惑し、
熱狂させる何か違ったものがあったのです。
それは猫型ロボットが未来の道具を出し、駄目な少年を助けるという
とても夢のある作品でした。
この作品には何か心を揺さぶる圧倒的なものがありました。
しかし、私の父がドラえもんについて語る時、その言葉に感激や誇りが無く、
それどころかひどく不機嫌な響きがあるのが理解できませんでした。
父は「のび太の言うことを信じるな、のび太は駄目人間だ。ドラえもんは少年少女を
恐ろしいかたちで誘惑しているのだ」
というのです。
しかし父の言葉は、興奮した私たち若者の耳にはとてもとんちんかんなものの様に聞こえました。
ヒトラー・ユーゲントの手記より
915 :
水先案名無い人:04/03/14 21:04 ID:7UEBlRXb
「部屋はありませんか?」
「部屋はありませんか?」
パンフレットを鞄に入れ、あるいは手に持っている人々が、一軒一軒不動産屋を回って同じ質問を繰り返す。
狭くて曲がりくねった通りに溢れかえる新社会人が、今日も精気の抜けた青白い顔で
押し合い圧し合いしながら、ざわざわと流れていく。
街のあらゆる地区から現れ、それがひとつの大きな河となり、
通りをぞろぞろと際限もなく流れてゆくのがここでのたしなみ。
もちろん、世界はこれまでこのような状況を見たことがあろうはずもない。
>886
一周してきたのかな。
こちら葛飾区亀有公園前派出所が崩壊を免れたければ、萌えの要素を取り入れるべきである。
以前、私がそう警告したことは正しかった。
マンガでは萌えこそ思想の中心である。
階級が無く、ブスや不細工がおらず、誰もが美人であるようなマンガであるということ、
それは稀に見るすがすがしい経験だった。
バーナード=ショーの会見録より
918 :
水先案名無い人:04/03/14 21:17 ID:7UEBlRXb
こち亀の連載が始まった頃、こち亀は読者に対して
硬派なギャグ作品であるという態度を見せていました。
しかし、ジャンプに硬派なマンガが少なくなるにつれ、
こち亀は私たち読者に向けて、萌え要素を爆発させるようになりました。
「ひねったうんこ!」と親父ギャグが頻繁に飛び出すようになり、
女キャラは傍若無人になっていったのです。
主人である秋本治が、ばかやろうの読者を笑わせなければならないという
態度に変わっていきました。
――週間少年ジャンプ読者の回想より
919 :
水先案名無い人:04/03/14 21:22 ID:7UEBlRXb
その日は雪がちらついていて、身を切るような寒さだった
蛇が見える・・・生け捕りにされて傷ついた者の、長い長い
蛇だった。くねくねと長いやつ 。
地平線に向かって一列に進んでゆく。どれが先頭なのか見分け
がつかない。
列の後ろの方に、単位が足りなくて留年となった大学生
がいた。大学生は狼のような声で泣き叫ぶんだ
鈴木、待ってくれ。山田、見捨てないでくれっ。
仲間は肩を竦めて歩いていく・・・ 。一度も振り返らずに。
〜留年生の回想より〜
28歳
去年まで戦争は対岸の火事だったけど、合衆国の参戦で
自由公債が発行された。一度買ってみなよ。
戦時のみだけど、一枚一枚が一人の兵士を救うことになる。
買うだけ買えばドイツ軍を阻止することになるし、日常生活で倹約して
思い切ってそれを公債の購入にまわせば自由のために貢献できる。
金なきゃ志願して戦場に行けばいいだけ。英雄になる。
一日も早い勝利を勝ち取ることになるのでマジでお勧め。
――チャールズ・チャップリンの演説より
蕎麦屋はもう、受身ではありません。
黙って食通の言うことを聞いたりもしません。
今日の蕎麦屋は力強い活気に溢れているのです。
我々は今さら、蕎麦屋を駆逐したラーメン屋に憎悪の念を抱くつもりはありません。
これから先は兄弟として席を並べたい。
そう願っているだけなのです。
今でも世界が自分の言いなりになると思っている家系ラーメン屋の論理。
蕎麦屋は断固これを否定します。
蕎麦屋は我々に相応しい輝かしい未来を
自らの麺棒で叩き開いていかなければならないのです。
――出前演説より/府中蕎麦会議
>>911-912 激しく感謝です。
ようやく聞き取れました。でも微妙に恥だw
>>907訂正(8行目)
ドイツにビールを売り、アメリカ在郷軍人会に星条旗を売るほどであった。
競馬場の到る所、破り捨てられている馬券が周りを散らかせていました。
目の前には新聞紙、レーシングプログラム、マークシートの塊が瓦礫の山と化し
その下から生き埋めになっている人の悲痛な喘ぎ声が聞こえて
きました。
何もかも紙屑になっていく・・・
ピースオブワールド、メイショウバトラー、ナムラビッグタイム、ウェディングバレー、
そして、コンコルディアも・・・。 何もかも・・・
〜負け組みの手記より〜
924 :
693:04/03/15 03:07 ID:J37/8Kmc
別の企画に足をとられて更新できない……。ぶくぶく。
画面の向こうで起こってる事が現実だと信じられなかった
煙が濛々と立ち込め、神戸の市街のあちこちから
立ち上っていました、電話は全然つながらへんかったので
友人の安否確認が出来た時には本気で泣きました…
知人が怪我だけで済んだと言うことを聞いて心からよかったなと思い、
だがしかし死んだ人間、苦しんでいる人に対する罪悪感と相反する安堵
をも感じざるを得ませんでした… 自分は安全だ、ああよかった、と。
幾らも経たない日に地下鉄でテロが起きた時も同じ感覚に捕われました
それから、何年か経ったある秋の日
ニューヨーク、炎上してるツインタワーから煙が街全体を覆っていた。
建材、ホコリと塵、そしてコンクリートの塊が瓦礫の山と化し、ビルの
上部には生き残った人が鈴なりになっていたのを今も忘れられません
それから、あっという間の事でした、二つのWTCビルが崩れ落ちたのは
何もかも埃と煙と、そして悲鳴と叫びに覆い尽くされていく・・・
そんな悲鳴と恐怖の日から一年ほど経ったある日のこと。
かつて独裁者として世界に名を知らぬ物の無い男の銅像が、戦車の力で
引き倒され、群集がそれを踏みつけて笑っているのを目にしました…
到る所でおこる銃撃戦、戦闘ヘリやゲリラ被害、何時までも続く戦闘…
うつろな目をした娘を抱きかかえたイラク人が、画面の向こうのに
言葉を出さずにこう言っているような感じを与えてきました。
映像の向こうは慣れて来ると映像としか見えないが、現実だ。
お前は果たして、どちらの住人なのか、そしていつこっち側に来るのか…
泣き叫ぶ人の映像を見るたび、この思いは強くなります…
また新しい悲劇が… ああ、スペインで…
〜阪神大震災、9・11及びイラク戦を生映像で見た日本人の手記より〜
(;゚治゚)<うわあああぁぁぁ
街の到る所、小泉の圧政とケケ中の外資優遇で貧困にあえいでいる。
目の前にはサラ金、不良銀行、不良債権と化した国債の塊が借金の山と化し
その下から税金という名の強奪に押し潰されている人の悲痛な喘ぎ声が聞こえて
きました。
何もかも奪われていく・・・
庶民の財産、僅かな貴金属、自分の仕事、愛すべき家族、恋人、
そして、希望も・・・。 何もかも・・・
〜日本国民の手記より〜
>925
駄文だ
>>928 そういうときはこの一文を。犬と一緒に(ry
>>928 ネタも上げずに煽るだけの莫迦は隅田川に犬と一緒に飛び込め
932 :
925:04/03/16 08:48 ID:kuNMrmJj
>>928 自作自演で文句言いたくないので書きこ
「どんな莫迦でも、粗探しをしたり、文句をつけたりはできる。
そしてたいていの莫迦はそれをする」
まあ駄文を上げた俺もヴォルガ川に犬と一緒に(ry
歴史ゲームから、きらめきと魔術的な興奮がついに奪い盗られてしまった。
北条氏康や北畠具教や竜造寺隆信のプレイヤーが、兵士数や忠誠度を気にしながら、
HEX戦で隣国を奪い取り、戦国の運命を決する。
そんなことはもうなくなった。
これからの歴史ゲームは、こまかくて綺麗な、素晴らしいグラフィックの城にいて美青年たちに囲まれて進む。
一方、何万という昔からのファンたちが、違う方向に注がれた力によって悶絶し息の根を止められる。
これから先に発売される歴史ゲームは、腐女子や消防や一般ゲーマー全体を取り込む事になるだろう。
やがて、それぞれの武将のキャラは勘違いで、臆面もない、一度公開されたら制御不能となるような
萌えネタの為の材料を提供することになる。
歴史ゲームファンは、初めて自分たちが全否定されうるゲームを手に入れた。
これこそが、歴史ゲームの光栄とファンの全てが最後に到達した運命である。
935 :
第3集:04/03/17 00:07 ID:22BD7q3y
ニューヨークの街は、まるで世界の誕生を思わせるような
虹色の輝きにむせていた。
帰還した連隊は五番街を行進し、
若い娘達は、まるでそれに引き寄せられるように東や北に足を向けた。
アメリカこそは最高の国であり、そこかしこにお祭り気分が満ちていた。
作家 S・フィッツジェラルド
――――――――――――
マイ・ロスト・シティーより
936 :
第3集:04/03/17 00:08 ID:22BD7q3y
1927年のニューヨークのせわしなさは
ヒステリーの一歩手前とでも評すべきものだった。
かくのごとく浮かれ騒ぐ街にあっては、
たゆまぬ努力など一文の値打ちも無い。
というわけで、「稼業」という言葉が、からかい半分に使われ始めた。
手っ取り早く金を稼げるもの、これが全て稼業である。
私のいきつけの床屋は株に50万ドルばかり投資して引退していたし、
私のテーブルまでやってきて挨拶したり、或いは挨拶し忘れたりする
給仕頭たちは、考えてみれば、私などよりはるかに金持ちであった。
作家 S・フィッツジェラルド
――――――――――――
マイ・ロスト・シティーより
937 :
水先案名無い人:04/03/17 12:46 ID:Auy6k/dr
風俗を知るまで僕は健康的で無邪気な18歳の童貞だった。
しかし挿入の瞬間、僕は悪魔の存在を想い以前の自分では無くなってしまった。
新宿は風俗の世界とビジネスの世界からできている。それらは薄い膜で隔てられている。
僕はその膜を突き破り、風俗の世界を覗いてしまったのだ。
僕達は挿入の後、前後し、強い快楽の中に入っていった。
この体験からまもなくして、僕のティムポから膿が出始めた。
NHKロシア語会話から、きらめきと魔術的な美乳がついに奪い盗られてしまった。
金髪巨乳や洋炉好きな視聴者が、出演者たちと苦楽を分かち合いながら、
難解なロシア語を学び、(;´Д`)ハァハァする。
そんなことはもうなくなった。
これからのNHKロシア語会話は、さとう珠緒+ダニエルカールという微妙な出演者たちに囲まれて進行する。
一方、何千という視聴者たちが、番組の路線変更によって殺され息の根を止められる。
これから先に放送されるNHKロシア語会話は、日曜の昼下がりに何もすることがないオヤジが観る様な
空気を漂わせる番組になるだろう。
やがて、NHKは大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不能となるような
視聴料ボッタクリの番組を産み出すことになる。
NHKは、初めて視聴者たちを絶滅させることが出来る番組を手に入れた。
これこそが、NHKの栄光と苦労の全てが最後に到達した運命である。
939 :
水先案名無い人:04/03/17 19:23 ID:MiGQCrCm
その店に近づくと、最初に臭いがしてきました。
ブタの臭いだってことはすぐに分かりました。
恐ろしいことが起こったんだ――とすぐに気づきました。
すごく静かでした。
近づくにつれ、ここの人たちに何が起こったか分かってきたんです。
――アメリカ兵 ディミエル・ブラックの回想より
大きなポスターが釘付けされた店舗を見つけ、ドアを押し開くと、
殺伐とブタ丼を食べる人間が目に飛び込んできました。
ブタ丼を見たのは初めてだった。
床に紅生姜がいくつか転がっていた。
一人が横にいる人間のどんぶりに喰らいついていた。
そんな格好のまま二人とも殺伐と食っていた。
――アメリカ兵 エアハルト・ダウリングウスの回想より
これは私にとって決定的な出来事でした。
こんな事がここで起こるということは、他でも起こり得るということです。
私にも・・・他の人たちにも・・・
――アメリカ兵 ディミエル・ブラックの回想より
>939
warata
943 :
水先案名無い人:04/03/18 03:32 ID:6kqgjXxd
私は松屋を利用出来ると考えていた。
黙っていても、やる気の無い我々吉野家のファストフード戦争が
松屋のおかげで優勢な状況に変えてもらえるからだ。
いかに頑強な顧客ニーズを突破するか、いかに質で勝るなか卯を破るか
米国牛や宣伝の足りない絶望的状況でどうやって進軍するか。
全て松屋が考えてくれるのだ。
――吉野家社長自伝より
944 :
水先案名無い人:04/03/18 03:39 ID:6kqgjXxd
――ハンガリー難民の証言より
その1
滑る泥道に苦しみながら、私たちは歩きつづけていました。
大きなリュックの中には、父から貰ったブランデーが入っていました。
松屋店員に見つかったとき、パスポート代わりになると思ったからです。
入り口のあたりは広い開閉扉でした。
履いていたゴム靴が何度もきゅっきゅっとなりました。
あと少しで吉野家・・・・・・あと五百歩で吉野家・・・・・・
あそこにたどり着きさえすれば、殺伐の空気が吸える・・・・・・
私は、そう何度も自分に言い聞かせていました。
その2
革命後、投獄された私の長男は、拷問を受け、神経をずたずたに破壊されました。
次男が同じ目に合うのも時間の問題だった。
罪もない多くの吉野家通が、理由もなく拷問されたのです。
私たちは何度も家族で話し合いました。(パパも含めて)
しかしこの店を出ていかなければ、神が与えた二人の息子の運命は砕かれてしまう。
私たちはただ、息子の命を守りたかったのです。
945 :
水先案名無い人:04/03/18 03:53 ID:6kqgjXxd
本年2月14日、吉野家を統合する新メニューが樹立された。
私、そして国家吉野家主義運動はファストフードに参加した。
いまや私の過去の数年間の闘争はその目的を達成した。
この数百万人による運動の目的は周知のものだ。
いま一度この運動の経緯について、そして牛丼復活の闘争の第二段階について
大まかに述べようと思う。
いったい14日間もの間、政府は吉野家をどこへ導いたのだ。
吉野家通を混乱させ、おびただしい牛肉を浪費し、
何億とあった牛皿はすっかり無くなった。
狂牛病という愚行を犯し、国が荒れ果て
不当な利子が外国から突きつけられた。
昔ならいかなる国家でも処罰されるほどの
高い利子も当たり前のことであった。
吉野家初心者は次々と増えた。
百、二百、三百、四百、五百、六百、七百万−−
今日では七百から八百万人だ。
私は我が民族の復興が自然にできるとは約束しない。
吉野家通自らが全力を尽くすべきだ。
自由と幸福は突然、U字テーブルから降ってはこない。
すべては諸君の意思と注文にかかっている。
我々自身の注文のみが、我々自身の常連客のみが頼りとなる。
吉野家通の未来は我々自身の内にのみ存在するのだから。
吉野家通自身が常連を向上させるのだ。勤勉と決断と誇りと屈強さとによって
牛丼産業を興した祖先と同じ位置に上ることができる。
映画「吉野家通の呼びかけ」
946 :
社長の日記:04/03/18 04:05 ID:6kqgjXxd
2004年2月14日日曜日
重苦しい日だ。
茨城店の労働者が店内に入ろうとしたために、深刻な暴動が起こった。
店員は通報しなければならず、多くの人が捕まり、負傷した。
何とも重苦しく、心の痛む出来事だった。
2月16日月曜日
今日は吉野家各店に特別の事件は起こらなかった。
いくつかの報告を聞いた後に、盛りつけ全国一と昼食を共にした。
午後、大阪からキャビア(偽)を持参したなか卯代表団に会った。
散歩後、ママのところでお茶を飲んだ。
947 :
水先案名無い人:04/03/18 04:12 ID:6kqgjXxd
大衆へ情熱を込めて語ったのは彼だけでした。
私たちは何か新しいことを聞くために、
なんでもいいから新しいことを聞く為に吉野家に出掛けたのです。
牛丼業界の状況は悪化する一方でした。
人々の日常生活を支えていたものが根底から無くなり、
自殺する人が溢れ、風俗は乱れました。
狂牛病状況に絶望していた私たちには社長の語る新しい吉野家は
素晴らしいものに思えました。
当時のナチス党員の手記より
948 :
水先案名無い人:04/03/18 04:20 ID:6kqgjXxd
あのころ、吉野家通はまだ疑うことを知らなかった。
ロマンに溢れた遠足、荒々しい男らしい冒険・・・。
祭りは36時間――出征すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。
大した犠牲を出すこともない・・・。
私たちはこんなふうに、2000年の祭りを単純に思い描いていた。
ホワイトデーまでには家に帰ってくる。
新しいコテハンたちは、笑いながら古参に叫んだ。
「ホワイトデーにまた!」
従軍したオーストリア人作家ツバイク
昨日の世界 より
949 :
水先案名無い人:04/03/18 04:26 ID:6kqgjXxd
鉄板の鎧に身を固め、長い列を作って転がってくる機械。
その毛虫のような姿。
牛肉を押しつぶし、傷つくことのない鋼鉄のけだもの。
僕らはこの機械を見ると、自分の薄い皮膚の中に小さく縮こまるような気持ちになった。
その驚くべき重さの前には、僕らの腕は藁のようにか弱いものだ。
包丁は、マッチぐらいだ。
この掘削機と言うヤツは、何よりも吉野家の恐ろしさそのものい見えた
西部戦線異常なし より
950 :
水先案名無い人:04/03/18 11:55 ID:fBDiky/W
ヒトラーの手が震えてる映像は、市民には公開されなかった。
彼はパーキンソン病だったのだ。
ヒトラーはシャブ中でもあったんだけどね
アメリカ農家勢力、米国通商部が論争に勝ち、牛丼がBSEに汚染される様な事になれば
やがて他の外食産業も狂牛病に蝕まれ、BSEに汚染されていくに違いない。
カナダや米国は日本列島全体の牛肉輸入再開を目論んでいる。
我々菜食主義陣営は、このような狂牛病の恐怖を決して忘れてはならない。
今、禁輸措置をとらなければ、数年後にはもっと恐ろしい結果を招く。
食の安全を勝ち取るために今、日本国は敢えて危険を冒さなければならないのだ。
――全日本ベジタリアン連盟の声明より
953 :
水先案名無い人:04/03/18 15:09 ID:zWOWOjHF
吉野家はまさに悪夢だった。
出口まで行列に浸かった店の中、我々は今すぐにでも
攻め込んできそうな店員を待ち受けていた。
彼らはいつも同じやり方だ。
まず、若い店員がお茶を抱えたまま突っ込んでくる。
続いて、注文の嵐の中を狂気に満ちた店員が豚丼を持って襲い掛かる。
そして最後に、ベテランの店長達がレジのキーを乱射する。
店員の応対は絶え間なく続いた。
我々は豚丼を待つことしか出来なかった。
――フランス軍兵士の証言より
そろそろ次スレだけど
テンプレは
映像の世紀のガイドライン 第二集 大量ネタレスの完成
ってのはどうだろうか?
第1集 映像の世紀ガイドラインの幕開け
第2集 大量ネタレスの完成
第3集 それはネタレスから始まった
第4集 ネタ職人の野望
第5集 世界はネタレスを見た
第6集 ネタレスの旗の下に
第7集 ネタ職人の世界分割
第8集 ネタレスの中の平和
第9集 ネタレスの衝撃
第10集 ネタ職人の悲劇果てしなく
第11集 NETA
957 :
テンプレ:04/03/18 17:52 ID:SvJfotwh
第 1集 20世紀の幕開け:カメラは歴史の断片をとらえ始めた
第 2集 大量殺戮の完成:塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た
第 3集 それはマンハッタンから始まった:噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした
第 4集 ヒトラーの野望:人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した
第 5集 世界は地獄を見た:無差別爆撃、ホロコースト、そして原爆
第 6集 独立の旗の下に:祖国統一に向けて,アジアは苦難の道を歩んだ
第 7集 勝者の世界分割:東西の冷戦はヤルタ会談から始まった
第 8集 恐怖の中の平和:東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した
第 9集 ベトナムの衝撃:アメリカ社会が揺らぎ始めた
第10集 民族の悲劇果てしなく:絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった
第11集 JAPAN:世界が見た明治・大正・昭和
毎日芸術賞受賞(1995年度)
放送文化基金個人グループ部門賞受賞(1995年度)
■前スレ
映像の世紀のガイドライン
http://that.2ch.net/test/read.cgi/gline/1071505667/
958 :
テンプレ:04/03/18 17:53 ID:SvJfotwh
1には第二集から何か名セリフを引用して欲しいなぁ.
関連スレ,関連サイトは適宜追加して.
第2集ならチャーチルかな。ヒトラーも有りだけど。
長いなら一部分だけ引用とか。
2 名前:名無しロシア人[sage] 投稿日:03/12/16 01:29 ID:FG1wZsbG
我が父
>>1 3 名前:名無しイタリア人[sage] 投稿日:03/12/16 01:30 ID:djnVeez3
>>1万歳
4 名前:名無しフランス人[sage] 投稿日:03/12/16 01:31 ID:/pzReaCl
>>1に栄光あれ
5 名前:名無しイギリス人[sage] 投稿日:03/12/16 01:35 ID:/pzReaCl
>>1よ 永遠に
6 名前:名無しスラブ女[sage] 投稿日:03/12/16 01:35 ID:Os1/JpLi
>>1 新スレ立ての英雄であるあなたに
敬服のキスを贈ってよろしいでしょうか
7 名前:名無し基世[sage] 投稿日:03/12/16 01:35 ID:Os1/JpLi
これが
>>1が掲げた、新スレのあるべき姿でした
964 :
水先案名無い人:04/03/18 22:47 ID:umfjV+pj
私がこのスレに来たのは、レスが950を超えれば次スレへのリンクが張られると聞いたからでした。
しかしここに着いて三つのことを知りました。
まず第一に、
次スレへのリンクはないということ、
次に、
そもそも次スレさえいないこと、
そして最後に気付いたのは、
次スレを建てる役目は私に課せられているのだということでした。
――
>>954 の手記より
つーことで頼んだぞ。
>>964は建てないのかよw
そろそろ今まで出た案をまとめて、立ててきて良いですか?
966 :
水先案名無い人:04/03/19 00:22 ID:oqPEzh4r
おながいします
先日、友人数人と最寄りのモスにいき
セオリー通りモスバーガーセット・オニポテを食べながら雑談していたところ
映像の世紀に流れるチャララチャ〜 チャラララララ〜ラララ〜
という音楽が流れてきて飲んでたアイスティー吹き出しそうになりますたw
ファーストフード店でこんな暗い曲流すなよwとつっこんどきますた
映像の世紀スレに住むようになってから、私は何度も深夜に
テレビの前まで行った。
焼いたDVDの映像を見つめながら、離れて間もないこの番組を思い、
思わず胸が熱くなった。
私の目には涙が溢れ、心の中で固く誓った。
「いつの日か、必ず一住民として、ここにもう一度戻ってくるのだ」と。
「再見(サイツェン)また会おう。」
と低く呟いて、PCに飛び移り、飛ぶように書き込みをした。
このスレにいた3ヶ月の間、私の野心(※)は日夜成長した。
「今のようにじっとしていては駄目だ。」
前からの考えが、またしても私の心に浮かんだ。
私は次スレへ出て行かねばならない。
――映像の世紀住民「わが半生」より
※私の野心
いつの日か、映像の世紀が再放送された時に
このスレとまとめサイトを見てニヤニヤ(・∀・)すること