「諸君 私は〜が好きだ」を貼って ＜６＞
諸君 私は聖さまが好きだ
諸君 私は聖さまが好きだ
諸君 私は聖さまが大好きだ
リリアンが好きだ 山百合会が好きだ 薔薇さまが好きだ 薔薇さまのつぼみが好きだ
薔薇さまのつぼみの妹が好きだ ロザリオが好きだ 「令ちゃんのばかっ！」が好きだ ユキチが好きだ ギンナン王子は嫌いだ
平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 家中で 湿原で
この地上で行われる ありとあらゆる聖さまのセクハラが大好きだ
戦列をならべた 薔薇さまの一斉攻撃が 轟音と共に祥子さまを 吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられたロザリオが 令さまに突き返された時など 心がおどる
祥子さまの操る 言葉が 祐巳を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて 盛り上がる体育館から 飛び出してきた志摩子さんを 乃梨子が追いかけた時など 胸がすくような気持ちだった
ペン先をそろえた 新聞部の横隊が デマを 流すのが好きだ
恐慌状態の祐巳が 「どどど」と 何度も何度も道路工事している様など 感動すら覚える
花寺主義の 王子を街灯上に 吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ生徒達が 聖さまの振り下ろした手の平に ばた
ばたと(違う意味で)薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな妹達が 雑多な意見で 健気にも立ち上がってきたのを 祥子さまのヒステリーが他の姉妹ごと木端微塵に粉砕した時など 絶頂すら覚える
歌姫の静さまに 滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に探すはずだった半日デート券が見つからず 祥子さまとデートを出来なかったのは とてもとても悲しいものだ
薔薇さま達の物量に押し潰されて 殲滅されるのが好きだ
毛虫に追いまわされ マラソンの様に駆け抜けるのは 屈辱の極みだ
諸君 私は聖さまが好きだ
諸君 私は聖さまが大好きだ
リリアンが好きだ 山百合会が好きだ 薔薇さまが好きだ 薔薇さまのつぼみが好きだ
薔薇さまのつぼみの妹が好きだ ロザリオが好きだ 「令ちゃんのばかっ！」が好きだ ユキチが好きだ ギンナン王子は嫌いだ
平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 家中で 湿原で
この地上で行われる ありとあらゆる聖さまのセクハラが大好きだ
戦列をならべた 薔薇さまの一斉攻撃が 轟音と共に祥子さまを 吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられたロザリオが 令さまに突き返された時など 心がおどる
祥子さまの操る 言葉が 祐巳を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて 盛り上がる体育館から 飛び出してきた志摩子さんを 乃梨子が追いかけた時など 胸がすくような気持ちだった
ペン先をそろえた 新聞部の横隊が デマを 流すのが好きだ
恐慌状態の祐巳が 「どどど」と 何度も何度も道路工事している様など 感動すら覚える
花寺主義の 王子を街灯上に 吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ生徒達が 聖さまの振り下ろした手の平に ばた
ばたと(違う意味で)薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな妹達が 雑多な意見で 健気にも立ち上がってきたのを 祥子さまのヒステリーが他の姉妹ごと木端微塵に粉砕した時など 絶頂すら覚える
歌姫の静さまに 滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に探すはずだった半日デート券が見つからず 祥子さまとデートを出来なかったのは とてもとても悲しいものだ
薔薇さま達の物量に押し潰されて 殲滅されるのが好きだ
毛虫に追いまわされ マラソンの様に駆け抜けるのは 屈辱の極みだ
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諸君 私は聖さまを 地獄の様な聖さまを望んでいる
諸君 私に付き従うリリアン生諸君 君達は一体 何を望んでいる？
更なる聖さまを望むか？ 情け容赦のない 祥子さまの様な聖さまを望むか？
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 令さまの様な聖さまを望むか？
セクハラ！！ セクハラ！！ セクハラ！！
よろしい ならば聖さまだ
我々は満身の力をこめて 今まさにロザリオを渡そうとする握り拳だ
だが この暗い闇の底で 10数年もの間 堪え続けて来た我々に ただの聖さまではもはや足りない！！
佐藤さんを！！ 一心不乱の佐藤さんを！！
我らはわずかにリリアン生徒 千人に満たぬ学生に過ぎない
だが諸君は 一騎当千のお嬢さまだと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 総数100万と1人の百合集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
タイをつかんで 整え 眼を開けさせ 思い出させよう
連中に「タイが、曲がっていてよ」を 思い出させてやる
連中に志摩子さんの ピアニカの音を思い出させてやる
天と地とのはざまには 花寺の生徒の哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
一千人のリリアン生徒の百合団で 世界を萌やし尽くしてやる
全マイク発動開始 旗艦放送室始動
入室！！ 全制限 解除
「リリアン 教師陣より 全リリアン生徒へ」
目標 武蔵野 リリアン体育館！！
第二次いとしき歳月作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君
諸君 私に付き従うリリアン生諸君 君達は一体 何を望んでいる？
更なる聖さまを望むか？ 情け容赦のない 祥子さまの様な聖さまを望むか？
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 令さまの様な聖さまを望むか？
セクハラ！！ セクハラ！！ セクハラ！！
よろしい ならば聖さまだ
我々は満身の力をこめて 今まさにロザリオを渡そうとする握り拳だ
だが この暗い闇の底で 10数年もの間 堪え続けて来た我々に ただの聖さまではもはや足りない！！
佐藤さんを！！ 一心不乱の佐藤さんを！！
我らはわずかにリリアン生徒 千人に満たぬ学生に過ぎない
だが諸君は 一騎当千のお嬢さまだと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 総数100万と1人の百合集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
タイをつかんで 整え 眼を開けさせ 思い出させよう
連中に「タイが、曲がっていてよ」を 思い出させてやる
連中に志摩子さんの ピアニカの音を思い出させてやる
天と地とのはざまには 花寺の生徒の哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
一千人のリリアン生徒の百合団で 世界を萌やし尽くしてやる
全マイク発動開始 旗艦放送室始動
入室！！ 全制限 解除
「リリアン 教師陣より 全リリアン生徒へ」
目標 武蔵野 リリアン体育館！！
第二次いとしき歳月作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君