ガラハドのガイドライン

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594水先案名無い人
グレイ
「遅くなって申し訳ない…。ちょっと、こっちへ来てくれないか。

話は聞かせてもらった。やはり説得は難しいようだな。

いや、気にしなくていい。こうなることはわかっていたんだ…。



よく聞いてくれ…。これからガラハドを殺すんだ。」

アルベルト
「!!」

グレイ
「こうなることを予想されていたデス様のご命令なんだ。」

アルベルト
「どうして?いったい、どうしてッ?
何故なんだッ、理由を教えてくれッ!!」

グレイ
「デス様はこう申されていた…」

595水先案名無い人:04/02/17 15:02 ID:juKYEwUq
デス
「…ガラハドの奴がアイスソードをすんなりと渡すなら何も問題はない。
しかし、あの冒険者達が行ったとて、奴は冥府のためにアイスソードを渡したりはせんよ。
そのとき、おまえは他人を装い、ガラハドを殺すのだ。」

グレイ
「な、なんですとッ!私の古き戦友を殺せとご命令になるのかッ」

デス
「落ちつけ、グレイ。お前は頭のいいやつだからわかろうがッ。
よいか、サルーインに勝つには、これまで以上に戦力の充実が必要なのだ。
アイスソードを手にいれて冥府に行ったとなれば、死の鎧と死の剣を得ることは容易い。」

グレイ
「し、しかし…」

デス
「それに、アイスソードをみせびらかす愚行を他の冒険者は見逃さんよ。
いずれにせよ、ガラハドは冥府に行かざるを得ない。
そしてお前たちは、アイスソードと三地点制覇の大義名分を得ることができるというわけだ。」

グレイ
「しかし、アルベルト殿は黙ってはおりますまい…。」

デス
「そのときは、お前が…。」



グレイ
「…従ってくれるな?こうしなければ我々にアイスソードはないッ!」