さわやかな朝の挨拶のガイドライン 第三章

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127水先案名無い人
「主役はあくまでも俺ですよ」
「俺様はやっぱり天才だぜ!」
さわやかでない挨拶が、澄みきった東海地方の青空にこだまする。
オグリキャップのお庭に集う騎手たちが、今日も鬼のような厳しい顔で、ダートコースを走り抜けていく。
砂と泥だらけになりそうな体を包むのは、騎手ごとに決められた勝負服。
道中は馬のペースと他の馬の走行を乱さないように、白い帽子は内ラチに触れさせないように、
勝負所では外に走らせるのがここでのたしなみ。
もちろん、スレを乗っ取り主役を奪うといった、はしたない騎手など存在していようはずもない。

吉田稔専用スレ。
平成十四年六月創立のこのスレは、もとは東海地区の騎手のためにつくられたという、
伝統ある名古屋・笠松競馬の騎手スレである。
愛知県下と岐阜県下。オグリキャップが走っていた頃の面影を後世に受け継がれているレベルが高いこの地区で、
安藤勝己に見守られ、
認定競走1着から中央での重賞制覇までの調教が受けられる名馬と名騎手の園。
時代は移り変わり、スレの主役が吉田稔から川原正一に改まろうとしている平成の今日でさえ、
一年読み続ければ名古屋育ちの1人の騎手が中央に出荷される、
という仕組みが今後出て来る貴重なAAスレである。

吉田稔専用スレ8
http://gamble2.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1070342648/