★新潟中3少女誘拐26歳男のメルヘンな素性
10年以上ひきこもり、動物虐待の一方で小鳥に話しかけ…
・新潟県村上市の市立中学3年、冨樫知里さん(15)連れ去り事件で、新潟県警
村上署に未成年者略取容疑で14日、逮捕された同県金井町の近藤順容疑者(26)。
故郷の佐渡島で「一粒種」として両親から溺愛(できあい)され育った同容疑者は、
10年以上も引きこもるオタク男。一方で、動物虐待や家庭内暴力を繰り返すなど
凶暴な素顔もみせた。
調べだと、近藤容疑者は今月2日、学校から帰宅途中の冨樫さんを軽乗用車で
はね、気を失ったすきに車へ押し込んだ。冨樫さんにナイフを突きつけて「逃げたら
殺す」と脅しながら、カーフェリーで日本海を渡り、4日未明に自宅の町営住宅へ
帰宅した。父親(57)には「彼女は友達」と大ウソをつき、3人で食事を共にしていた。
その2、3日後に父親は行方不明の少女と気付いたが、家庭内暴力の再発におびえ、
近くの相川署へ通報したのは1週間ほど経過した13日夕方だった。
同容疑者は、父親と寝たきりの母親(56)の3人暮らし。幼いころからいじめられっ子
で友達もできず、中学時代に不登校に…。アニメや漫画が大好きで、近所の人は
「ペットの小鳥に話しかけていた」とメルヘンな奇行を証言する。
一方で周辺からは「飼っていたニワトリをカッとなって殺した」「同級生や先生にキレて
『ぶっ殺す』と言った」など凶暴な一面もたびたび目撃されていた。
中学卒業後は、工務店などに就職するも数週間で退職。10年以上も引きこもりを
続け、自宅の窓には「物を投げて割れないように」と家庭内暴力対策に父親が
段ボールを張り付けていた。
14日朝に相川署から捜査本部のある村上署へ移送される際、待ち構える報道陣に
顔を隠すことを勧めた捜査員に「正々堂々と歩きたい」と拒否。なぜかダメ
人間らしからぬ“男らしさ”を見せたが、その風貌はデカ眼鏡にボサボサ髪
…というオタクそのものだった。
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