「Darkness Come!」
「May the RATS eat your eyes!!」
選ばれた者の精神を狂わす悲鳴が、暗闇の館の中にこだまする。
マントロク様のお庭に集う選ばれた者たちが、今日も天使のような無垢な
笑顔で、背の高い運命の門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、各々の時代の服。不安定な精神は乱さないように、
サニティは極端に減らさないように、ゆっくり歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、狂人扱いされて精神病院にブチ込まれるなどといった、はしたないご先祖様など存在していようはずもない。
エターナルダークネスの書。
人類誕生以前から存在するこの書は、もとはマントロクの陰謀のためにつくられたという、
伝統ある「記憶の書」である。
ロードアイランド州。戦前の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、マントロクに見守られ、
1人目から12人目までの記憶体験がうけられる禁断の園。
時代が移り変わり、エイシャントの存在が当初から三回も改まった2000年の今日でさえ、
12人分記憶を読み続けていれば温室育ちの純粋培養13人目が箱入りで出荷される、
という仕組みが未だに残っている貴重な書である。
元ネタ:「エターナルダークネス〜招かれた13人〜」任天堂/GC
(今度はちゃんと書き込めるかな?さっきはなんでか書き込めなかったので)