さわやかな朝の挨拶のガイドライン

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271水先案名無い人
「童顔巨乳だ」
「いや、人外ロリだ」
あまりさわやかではない言い争いが、白い鳩が何匹か見られる教会の中に木霊する。
金メッキされた二丁の拳銃を持ち、黒いサングラスをかけた男が、大隊指揮官の如き凶悪な笑顔で、
そして、古代の魔術により形成された二丁の拳銃を持つ金髪の男が、不死の王の如き狂気の笑顔で、
互いに歩を進め、教会の中央へと向かう。
まだ、本当の意味での汚れを知らない心身を包むのは、両者ともに黒コート。
場の空気を乱さぬように、相手の格好の元ネタを詮索せぬように、きっちりと“殲闘”するのがこの場でのたしなみ。
もちろん、萌えシチュ選手権などといった、過去にやったアレな企画など現在の二人の頭に存在していようはずも無い。

ガン=カタVSイタクァ&クトゥグア。
共に2003年一部でブレイクしたこれらの“銃術”と“魔銃”を体得・所持している二人は、
もとはとある学園モノ企画に在校していた生徒で、その企画を離れてからは、両者ともピンでその道の者達から結構な支持を受けているという、SS書きである。
アーカムシティ。大黄金時代にして大混乱時代にして大暗黒時代なこの地区で、這い寄る混沌に見守られ、秘密結社と探偵が闘ったりする、素敵極まりない場所。
時代は移り変わり、平和になった今日でさえ、何処かでアーカム育ちの某博士製純粋培養素敵ロボが何百体出荷されている、かもしれないという噂が未だ残っている貴重な街である。

今宵この地で“殲闘”の幕が開く――――。



駄レススマソ。このネタは人を選ぶ。