さわやかな朝の挨拶のガイドライン

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108名無しさんだよもん
「イエス……イエス……もちろん、イエス…」
「後はごはん食べてオ●ニーして寝るだけ」
妙にさばけてしまった主人公への挨拶が、昼下がりの駅にこだまする。
学校の屋上に集う汚れた乙女が、今日も天使に見放されたような鬱屈した顔で、『天国』へと続く
鉄のドアを開けていく。
汚れてしまった心身を包むのは、手首の包帯を隠すための制服。スカートは短く濡れ場で捲るのが
便利なように、白いショーツはコトの前で濡れ過ぎないように、ゆっくり達するのがここでのたしなみ。
もちろん、欲情した挙げ句失禁するなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。

榊しのぶ。
「天使のいない12月」の登場人物である彼女は、もとはマリみてにハマった原画家の趣味から
デザインされたという、『紅薔薇』小笠原祥子さま互換キャラクター※ である。
東京都下。秋葉原からほど近く道路の多いこの地区で、神の如き原画家に見守られ、企画から発売日
まで一ヶ月遅れでリリースされたエロゲのヒロイン。

時代が萌え至上主義へと移り変わり、開発室が池袋から御徒町に移転した平成の今日では、
この18禁ゲームでの温室育ちの純粋培養お嬢さま互換キャラが見事な変貌を遂げて初回版ボックス入り
で出荷される、という仕組みは純愛路線の気風が未だに残っているエロゲメーカー『Leaf』にしては
貴重なキャラクターである。

※参考
ttp://hw001.gate01.com/karzu/mirror/Dec_no_maria.html