民明書房刊 DNAに刻まれた中國のガイドライン

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676水先案名無い人
兎葡李夜(うぶりや)

唐の時代、費蕗雪(ひろせつ)という旅人がいた。
ある日、彼は小さな村にたどり着き、村人たちから歓迎を受けた。
また、その夜は村祭りが行われ、費蕗雪も祭りに参加することとなった。
彼はこの祭りで、ある男と仲良くなり滑稽な面を着けて共に踊ったという。
食事のとき、その男が「兎葡李(うぶり)」と叫ぶと
ウサギの肉やブドウ、スモモが費蕗雪の前にたくさん運ばれてきた。
このとき男は「兎葡李夜(兎葡李に囲まれた幸せな夜)をお楽しみ下さい。」と言ったのである。
また、彼は費蕗雪を客人として遇したことから村の者から「遇蕗雪(ぐうろせつ)」と呼ばれたという。

ちなみに某掲示板に存在するひろゆきのAAを改造してできた
「グロゆき」という滑稽な顔をした生物は、費蕗雪の話が元となっていることは想像に難くない。
また、グロゆきがしばしば発する「うぶりゃあ」という声は
遇蕗雪の「兎葡李夜(うぶりや)」に由来することは言うまでもない。

民明書房刊「未確認生物の素顔に迫る」より