民明書房刊 DNAに刻まれた中國のガイドライン

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夜流納裸床団最後迄(やるならとことんさいごまで)

唐の時代、成人の儀式を終えた男は自由に夜這いすることが許されていた。もし既に妻がいたとしてもである。
しかし、ただ単純に夜這いすればいいというものではない。
まず男は夜這いに行くとき、全裸で行かなければならなかった。
これは相手側の女性に対する礼儀、自分の裸を相手に納めるという意味から納裸(なら)と呼ばれていた。
そして、床に敷く布団と言う意味の床団(とことん)。行為は必ず床団で行わなければいけないのである。
行為はお互いが果てるまで続けられた。
また、男は必ず夜明け前に帰らなければならないのであった。

このルールは夜流納裸床団最後迄(やるならとことんさいごまで)と呼ばれ、今でも一部の男が信念としていることは言うまでもない。

民明書房刊「中国の性風習の歴史」