845 名前:Mr.名無しさん [] 投稿日:03/08/27 19:15
会社の入社オリエンテーションの規範教育で、グループ別に寸劇をやった。
グループに1人女の子がいて、お世辞にも好みの子ではなかったが、「不要な残業はしないで帰りましょう」とかいうシーン
の発表で、彼女の方から「それじゃあ、帰ろうか」というようなセリフを言われた。そして一緒に帰るシーンを演じた。
こんな言葉は生まれて初めてだった。感激した。たとえ寸劇の上であっても。感動した。たとえ嘘の世界であっても。
その夜、そのシーンが頭から離れなかった。それだけで4回オナニーした。
それから2年、久しぶりに新人教育のクラスの仲間と飲みにいった。その席に彼女もいた。
ベロベロになるまで酔い、ついついあの寸劇のことをしゃべり出してしまった。
初めから終わりまで全部。生まれて初めての経験だったことも、そして4回のオナニーのことも。
話し終えた瞬間、周囲の空気が変わった。彼女は恐怖の表情で怯え、その場の全員から痛い視線が俺に突き刺さった。
翌日、上司を通じ、セクハラとして抗議の電話が来た。そして、それから1週間、俺は会社を後にした。