面接官「特技はアルテマとありますが?」
学生 「はい。アルテマです。」
面接官「アルテマとは何のことですか?」
学生 「究極の白魔法です。」
面接官「え、究極?」
学生 「はい。究極です。その威力ゆえにミシディアの塔最上階に封印されていました。」
面接官「・・・で、そのアルテマは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。敵が襲って来てもおそらく余裕です。」
面接官「なるほど、それは大きなメリットですね。しかしおそらくという言葉が少し気になりますが?」
学生 「でも、ミンウも犠牲になったんですよ。」
面接官「いや、犠牲とかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「人一人の命と引き換えに手に入れた魔法なんですよ!」
面接官「感情的にならないでください。どうやらまだ使ったことがないようですね。まったく・・・」
学生 「インプのコンヒュに何度もやられたんですよ・・・・。」
面接官「ABキャンセルなんか使うからです。能書きはいいですからさっさと使って見せてください。」
学生 「え・・・?使っちゃっていいんですか?使いますよ。アルテマ。」
面接官「いいですよ。使って下さい。究極魔法とやらを。それで私を満足させられれば採用です。」
学生 「アルテマ」
ズズズ・・・
学生 「○| ̄|_」
面接官「これが世の中というものです。」