イオナズンのガイドライン Part3

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524水先案名無い人
面接官「特技は寿限無とありますが?」
学生 「はい。寿限無です。」
面接官「寿限無とは何のことですか?」
学生 「落語です。」
面接官「え、落語?」
学生 「はい。落語です。子供に非常に長い名前を付けた家族の噺です。」
面接官「・・・で、その寿限無は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。慰安旅行の祭に爆笑させます。」
面接官「いや、当社には財政難の折から慰安旅行はしません。それに寿限無自体は爆笑を呼べるような噺ではないですよね。」
学生 「でも、落語の基本ですよ。」
面接官「いや、基本とかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の…… えーと」
面接官「忘れないでください。それにポンポコピーって何ですか。だいたい・・・」
学生 「長生きで知られる王子の名前です。弟はポンポコナーです。パイポというのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?一席おつきあい願いますよ。寿限無。」
面接官「いいですよ。演って下さい。寿限無を。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「帰れないんだな。俺には食う寝るところ住むところがない。」
面接官「おあとがよろしいようで。」