面接官「特技は鬼丸葬兵術とありますが?」
美輝 「はい。鬼丸葬兵術です。」
面接官「鬼丸葬兵術とは何のことですか?」
美輝 「即興です。」
面接官「え、即興?」
美輝 「はい。即興です。その場で名前を考えます。」
面接官「・・・で、その鬼丸葬兵術は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
美輝 「はい。パン屋が襲って来ても守れます。」
面接官「いや、当社には襲ってくるようなパン屋はいません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
美輝 「でも、あいつにも勝てますよ。ほら、あいつ。だー名前わかんねー。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
美輝 「でも最初に使った相手は木なんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに鬼丸飯店万歳って何ですか。だいたい・・・」
美輝 「宣伝です。CMとも書きます。鬼丸飯店というのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
美輝 「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。鬼丸葬兵術。」
面接官「いいですよ。使って下さい。鬼丸葬兵術とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
美輝 「鬼丸葬兵術、蒼天隼落とし。」
面接官「返し!!!」