『ヒカルの碁』連載終了のガイドライン

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74水先案名無い人
●○ヒカルが最終戦で負けた理由について●○

というわけで、やたら前置きが長くなりましたが。
北斗杯のヒカルの勝敗については、このリアル路線を堀田さんが頑なに貫いた結果ではないか
との論が、古いスレでは、展開されていました。
(実際、棋譜が出る前から、リアル路線を貫き、今回は負けるのではないかとの
シビアな推論もスレ内では、囁かれていました)

この論議をふまえて、ヒカルの負けた理由を考えた場合、3つの層に大別することができます。

(ア)ヒカルが負けたのは、堀田さんがリアル路線を最後まで貫き通したせいだと思っている。
  そして、その姿勢を評価している。

(イ)ヒカルが負けたのは、堀田さんがリアル路線を最後まで貫き通したせいだと思っている。
  そして、その姿勢に非常に不満を抱いている。

(ウ)(通常では負けるところだが)高永夏戦に限っては、最終戦であり、サイ絡みの特別な戦いなので、
  本来は、サイに関する特殊まシナリオ(これは人によって様々な説があります)があり、
  それによって勝利となるはずだった。棋譜についても、逆転の道筋があった。
  (sai行洋戦でヒカルが指摘したような、中国戦の講評で高永夏が指摘したような手)
  そして、普段は棋譜改変をせずに、リアル碁会に詳しい人には勝敗がバレバレとなってしまっていたが、
  今回は重要な最終戦なので、あえて読者の裏を書いて、棋譜をいじって勝たせるつもりだった。
  ところが、「何らかのアクシデント」により、そのシナリオが使用できなくなってしまった。
  そのため、仕方が無く、負けた展開でストーリーを閉めた…と思っている。
75水先案名無い人:03/05/15 23:43 ID:asMrueiA
そして、(ア)の層の方は、そうした経緯をふまえて
「堀田さんが熟考した末のシナリオだから受け入れませんか。あれはヒカルの碁らしい展開だったと思いますが」
「おまえら糞スレ立てて、ヒカルの碁を貶してんじゃねえよ」
といった主張をされる傾向があるように感じます。

また、(イ)の層の方は、
「サイがいなくなった後のストーリー展開に、堀田さんが行き詰まりを感じていたのかもしれませんね」
「結局は作者の力不足。蛇足な2部で、名作の1部を台無しにしてしまったな。」
のような主張をされる傾向があるように感じます。

そして、(ウ)の層の方(で古いスレでのリアル路線検証を御存知無い方)は、
(ア)のような書きこみを、自由な論議を封じるための書きこみのようにとらえ、
(イ)のような書きこみを、根拠無しに作者を批判しているようにとらえ、
そして、そうした行き違いから喧嘩の火種となっているように感じます。
(もちろん、二×堂氏のような、根拠ゼロな誹謗中傷を垂れ流す輩もいますが)


と、長くなりましたが、古いスレで検証の中心となった「リアル路線」論争についてまとめてみました。
長い議論をはしょったので、説明不足・記憶違い・意味の取り違えなところもあるかと思います。
その辺りは、当時を御存知の方、修正してくだされば幸いです。

そして、Bの最終回が尻切れトンボについてまでは、またたどり着けず。
長々と失礼しました。