ヤバイ。赤ずきんヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
赤ずきんヤバイ。
まず赤いずきん。もう赤いずきんなんてもんじゃない。超赤ずきん。
赤いとかっても
「千と千尋くらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ頭巾。スゲェ!なんかセンスとか無いの。流行とか何? お洒落とかを超越してる。頭巾だし超赤ずきん。ヤバイ。
しかもお使いの途中で寄り道してるらしい。ヤバイよ、寄り道だよ。
だって普通は寄り道とかしないじゃん。だってお花畑とか見つけたら困るじゃん。この花超きれいきゃはとか困るっしょ。
家を出てから、一分くらいはちゃんと歩いてたのに、三〇分後には狼の腹の中とか泣くっしょ。
だからマッチ売りの少女とか寄り道しない。話のわかるヤツだ。
けど赤ずきんはヤバイ。そんなの気にしない。寄り道しまくり。最も近くから狙ってる狼とかにもよく見つかるくらい寄り道する。ヤバすぎ。
狼っていったけど、もしかしたらお婆さんかもしんない。でもお婆さんって事にするとあとで
「じゃあ、そのでかい目とか口ってナニよ?」
って事になるし、それは赤ずきん以外みんなわかってる。ヤバイ。それすら分からないなんて頭悪すぎる。
あと超生命力高い。多分死なない。虫で言うとゴキブリ。ヤバイ。タフすぎ。狼に食べられてもまだ生きてる。怖い。
それに超胸無い。超つるぺた。それに超無邪気。お花とか平気で摘んでる。お花て。小学生でもいわねぇよ、最近。
なんつっても赤ずきんは天然ボケが凄い。狼に質問とか平気だし。
うちらなんて狼とかたかだか森とか山にいる事ぐらいしか知らないから漫画に出てきたり、ウルフと置いてみたりするのに、
赤ずきんは全然平気。狼をお婆さんとして扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、赤ずきんのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ赤ずきんを狼がその辺うろついてるのに一人で送り出した母親とか超酷い。鬼。悪魔。