最近、気になるものを見つけた。インターネットでえっちな画像を探していた時のことだ。
閲覧者の大半が男のひとで占められているだろうと思われる掲示板で、「それ」に出くわした。
おなにぃで使うものらしく、「片栗粉X」と呼ばれているらしい。
「にゅるにゅるしてて最高!」「女の中にいれてるみたいな感触だったよ。したこと無いけど」
体験者の意見は様々だったけれど、総じて言えることは、「手で擦るよりもずっと気持ちいい」そうだ。
どんな感じなんだろう。
…………明くる日、材料を揃えた私は、キッチンで片栗粉Xを作っていた。
紙コップに詰めた片栗粉を掻き回していたときから、下着の中に隠されている欲望は鎌首をもたげ始め、
冷蔵庫で冷えるのを待っている時には、スカートの上からでもくっきりと形が分かるぐらい、ガチガチになっていた。
私は「女」でありながら「男のひとにしか付いていないモノ」を持っている。
かいつまんで言えば、女の大事な部分の上、クリトリスの近くにおちんちんが生えているのだ。ちゃんと男性として機能する。
精液のようなものも出るが、とりあえず今はガマン汁でぬるぬるだ。
時計に目をやる。冷蔵庫に入れてから五分ぐらい経ったようだ。
紙コップを取り出し、固まった表面をそっと撫でてみる。すごくドキドキする。
……なんだかぷるぷるしてる。ホントに大丈夫なのかなぁ?
危うい感じはするが、中央に開けられた穴にリンスを注ぐ。もう、がまんできない。
汚れても良いように床に新聞紙を重ね、下着を脱ぐ。スカートは穿きっぱなしだが、捲れば気にならない。
左手で紙コップを持ち、右手でおちんちんをしっかりと掴み、慎重に穴に宛う。
先っちょが入り、両手で少し力を込めると、自分のモノの真ん中辺りまで埋没した。気持ちいい。
「ぅ……うゎ、すごい。じゅぷじゅぷって、中で吸われてるみたいな……。すぐにバクハツしちゃうかも……」
挿入を繰り返してみる。ちょっと乱暴に扱っても大丈夫そうだ。お腹の中から熱くなってきた。
「はっ…はっ…はぁっ…ぁ、気持ち……いぃ……んっ……ぅ……おかしく……なりそう」
頭の中が白んできた。神経がおちんちんに集中する。出てきちゃう。紙コップを右手で動かしながら、
左手の親指でクリトリスをまさぐり、ぬるぬるになったアソコに人差し指と中指を突っ込み、カキ回す。
「ふぁっ…ぁんっ…ぁ…ぃ、イクっ……おまんこ……おちんちん……で……出ちゃうぅっ……んっ!」
紙コップが壊れるんじゃないかと思うぐらいに私のおちんちんがケイレンすると、ぷるぷるしている中で暴れ回り、
白い液がいっぱい吸い込まれていった。
…………私の身体も弓みたいにしなり、しばらく痙攣していた。紙コップの中から、私の精が少し溢れる。
戻りつつある理性を振り絞って、何をすべきなのか考えていた。
「……片栗粉Xで……おちんちん……しゅっしゅって……もういっかい……」