chapter 1
┌─┬─┐
│近│所│
└─┴─┘
-neighborhood-
嗚呼、吉野家にいく・・・・・・
望まれてもいないのに、普段来てない
吉野家へ彼等を動かすもの。
それは、150円引きと書かれた
垂れ幕に他ならない。
chapter 2
┌─┬─┐
│混│雑│
└─┴─┘
-crowdedness-
人がめちゃくちゃいっぱいであるほど
様々な親子連れに苛まれるものだ。
無論、特盛を頼む見てらんない
父親もいれば、女子供もいる。
だが、混雑の真意は、そんな彼らに
150円をやって席を空けさせることにある。
chapter 3
┌─┬─┐
│殺│伐│
└─┴─┘
-brutality-
Uの字テーブルに殺伐などというものは
無く、理不尽なつゆだくの注文を耳にして
途方に暮れる時もある。
それを乗り越える為には、確固たる
信念とぶち切れ、そして小一時間ほど
問い詰める行動力を持つ必要がある。
chapter 4
┌─┬─┐
│最|強│
└─┴─┘
-the marvelous-
そして、大盛りねぎだくギョクはその姿をあらわす。
何が多めに入ってて・・・・・・
何がそん代わり少なめで・・・・・・
どれくらいの盛りで・・・・・・
何をトッピングして・・・・・・
何故これが最強なのか・・・・・・
final chapter
┌─┬─┐
│諸|刃│
└─┴─┘
-double edge-
しかし一つのメニューは、居合わせた
全員の注意を喚起させ、これを
頼んだ者は吉野家通として、店員の
記憶の深遠に刻まれるだろう。
故に、牛鮭定食から始める・・・・・・