「諸君 私は〜が好きだ」をはって <2>

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69水先案名無い人
 某所より転載。

 諸君 わたしは巫女さんが好きだ
 諸君 わたしは巫女さんが好きだ
 諸君 わたしは巫女さんが大好きだ
 緋袴が好きだ 黒髪が好きだ 白衣が好きだ
 千早が好きだ 絵元結(えもとゆい)が好きだ 髢(かもじ)が好きだ
 竹箒が好きだ お守りが好きだ おみくじが好きだ
 境内で 祓殿(はらいでん)で 社務所で 手水屋(てみずや)で 拝殿で
 舞殿(ぶでん)で 弊殿(へいでん)で 鳥居で 売店で 本殿で
 神社のありとあらゆる場所で活躍する巫女さんが大好きだ

 白無垢の花嫁の後ろに何人もの巫女さんが並び歩く神前結婚が好きだ
 「三献の儀」で新郎新婦に介添えする巫女さんを見るときなど心が踊る
 巫女さんが売店で売っているお守りを買うのが好きだ
 目の前にいた作務衣姿の男を無視して笑顔の巫女さんから受け取るときなど胸がすくような気持ちだった
 巫女さんが正装姿で厳かに補佐を勤める祭事が大好きだ
 千早の裾をはためかせ神楽舞を軽やかに演じる様など感動すら覚える
 朝早く社殿の柱を懸命に磨く姿などはもうたまらない
 吐く息白くかじかむ手を擦って息を弾ませ掃除する姿も最高だ
 巫女さんの清楚さが滅茶苦茶にされるのが好きだ
 必死に守るはずだった神へ捧げる純潔が蹂躙されて巫女さんが堕ちていく様はとてもとても悲しいものだ
 悦楽の感情に押し潰されて陵辱されるのが好きだ
 快楽にタガが外れて雌犬の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

 諸君 わたしは巫女さんを清楚で淫らな巫女さんを望んでいる
 諸君 わたしに付き従う同志兄弟諸君
 君達は一体何を望んでいる?
 更なる巫女さんを望むか?
 情欲に塗れた売女のような巫女さんを望むか?
 清楚と慈愛の限りを尽くし三千世界の全てを照らす太陽のような巫女さんを望むか?

『みこ〜 みこ〜 みこ〜』

 よろしい ならば巫女さんだ

 我々は渾身の力を込めて今まさに心のファインダーを切らんとするカメラマンだ
 だが神聖なる神社の結界内で幾星霜もの間堪え続けてきた我々にはただの巫女さんでは萌えが足りない!!

 黒髪を!!
 ロングの黒髪映える巫女さんを!!

 我らはわずかに一個小隊 十に満たぬ萌え人に過ぎない
 だが諸君は古き日本のよさを知る萌え強者だとわたしは信仰している
 ならば我らは諸君とわたしで新たに日本人口の1%を巫女萌えに改心させることになる
 巫女さんを忘却の彼方へと追いやり洋化していった連中を叩き起こそう
 髪の毛をつかんで神社へ引きずり賽銭投げさせお参りさせよう
 連中に日本文化のよさを思い出させてやる
 連中に巫女さんの魅力を思い出させてやる
 天津神と国津神の叡智には西洋文明では思いもよらない萌えがあることを思い出させてやる
 第一級の巫女萌え集団で
 世界を萌やし尽くしてやる