諸君 私はSグルが好きだ
諸君 私はSグルが好きだ
諸君 私はSグルが大好きだ
避けるのが好きだ
パワー溜めが好きだ
フェイント起き上がりが好きだ
ガードキャンセル技が好きだ
路上で 砂漠で
決勝のリングで 大阪城で
この地上で戦う ありとあらゆるSグルが大好きだ
体力点滅時に敵を威圧するのが好きだ
堪えきれずに飛びこんできた敵が真昇竜拳でばらばらになった時など心が躍る
光る飛び道具で敵を撃破するのが好きだ
PグルやKグルが悲鳴を上げて突進してくるのをなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
ここぞという時に敵の大技を避けるのが好きだ
恐慌状態の敵兵が放った決死のLv3スパコンを 光った時にはすでに避けた時など感動すら覚える
回り込み史上主義に滅茶苦茶にされるのが好きだ
乱打するスパコンが思うがままに回られていく様はとてもとても悲しいものだ
避けの途中に投げられて殲滅されるのが好きだ
ザンギに追いまわされ避け途中にFABを食らうのは屈辱の極みだ
諸君 私はSグルを地獄の様なSグルを望んでいる
諸君 私に付き従う同志諸君
君達は一体どのグルーヴを選ぶ?
更なるパワー溜めを望むか?
情け容赦のない糞の様な避けを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す 嵐の様なスパコン連打を望むか?
『4番目! 4番目! 4番目!』
よろしい ならばSグルだ
我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で半年もの間堪え続けてきた我々に
ただのSグルではもはや足りない!!
避け攻撃を!!
一心不乱の避け攻撃を!!
我らはわずかに一個大隊 百人に満たぬ色物好きに過ぎない
しかも絶対人口は少なく 戦闘技術の進歩は遅い
だが 諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 総力十万と一人の軍集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう
連中にスパコンの恐怖の味を思い出させてやる
連中に「ギュイ〜〜ン」の音を思い出させてやる
天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
十万のスパコンで世界を燃やし尽くしてやる
避けの歓喜を無限に味わうために
次の避けのために
次の次の避けのために
征くぞ 諸君