鈴木ちなみ Part6

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627萌える名無し画像
バータレだっていいことばかりではない。当然、背負わなければならない十字架もある。
忘れてはならない重要なことがある。現場の人間関係である。

芸能人は、素人とより、同業者と触れ合う時間のほうが圧倒的に多いのである。どんなにマスコミで
ヨイショされているバータレであろうと、これは変わらない。同業者といえば、勿論、ウラの事情はすべて知っている。
だから、素人相手の”振れ合いごっこ”と違い、マスメディアの虚飾は、ここでは効かないのである。

というわけで、周防と親密になると、今までのようには、アイドル仲間とは親密になれなくなる。
親しかった非バータレの親友も、離れてしまうことが多い。その心理としては、普通の会社で、
仕事仲間が社長の愛人になったと知って、なおかつ、その女が、その権威を傘に着て、社内で、
大いに権勢を振るいはじめたのを目にしたときの、同僚OLの反応と同じようなものと考えればわかりやすい。
はっきり言えば”卑怯な女”という見られ方をされてしまうのである。

彼女達を見るたびに、非バーは心の中で”ふん、私は、この女みたいに、ちょっと圧力かけられたくらいで
周防にホイホイ股開かなかったもんね。ホント、根性無しなのよこの女・・”という差別のせりふでも思い
うかべているのだろう。これじゃ仲良く出来るわけがない。というわけで、仕事中は、精神的に参ってしまうバータレも多いようだ。