鬼束乳ひろ 12束

■大胆なイメージチェンジかと思いきや
実はこれが本来好きなスタイルだという

鬼束：エイティーズが好きなんですよ、すごく
ドラッグ･クイーンにもうすごい憧れを持ってましたね

■もともと色々なジャンルのファッションを楽しむタイプで
特に好きなのはひかりものを使ったロックテイストの
スタイルや意外性のある組み合わせだという

鬼束：お母さんはースッピンが一番可愛いって言うんだけどー
もう化粧がっつり行きますね
聖なる感じがするってよく言われるんですけどー
全くそんな聖なる感じがしないと思うんすけどねー

そんな自身に付いた聖なるイメージについて
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お前の事はベールに包まれた存在にする。
どうやらそれが歌手鬼束ちひろの売り出し方みたい。
衣装が超が付くほど不満だった。
シンプルで清楚で透明感のあるイメージ。
デビューから10年たって音楽もファッションも、ようやく
自分らしさっていうのを出せる様になってきたんじゃないかな。

■独特な鬼束ワールドっていうものがありますよね
鬼束：うん
■そういった元になっている人生観はどの辺りで
出来たぞという印象がありますか？
鬼束：あー、人生観とか全く関係ない
あたしは言葉が好きなんでー
自分の思う、あたしの思う、んです
美しい言葉を…使って…書きますね
それが人から汚いと言われようとそれで作り上げて行くんですよねー
■ただ愛してるとか好きだとかそんな単純な言葉ではないですよね？
鬼束：あっ、でも付き合った人にはー
■ええ
鬼束：必ず一曲ありますよ？
■好きな人に向けた曲が？
鬼束：向けた曲っていうより、影響を受けた曲かな

■はぁー(感心)

鬼束：あたしはぶれません

■ぶれる事なく自分の道を突き進んで行くという鬼束さん
デビューから11年を迎えた今ファンへの思いを明かしました

鬼束：あのー、作るたんびにー、今30なんですけどー
デビューして10年ぐらいなんのかな？
ファンのありがたみを知りますねー
前はどーーでもいいと思ってたんですけど
今はもう…ファンあって…助かるなって
※今月30日で31歳

初めてアルバムをセルフ･プロデュースしたの。
メイクやスタイリングまで、ほぼ自分でやった。
タイトルは芸大行った妹に書いてもらったんです。
剣と楓の意味？そんなの分かんない。
なんか浮かんだ。ノリかな。
あたしの人生、ノリとリズムとテンポだからさ。

あ、これ普通。みんな勘違いしているだけ。
あたし何も悪いことしてない。
いや、(本は)マネージャーに出せって言われたからさ。
あたしは自伝を書いたら死ぬっていうイメージがあったから
書きたくなかったんですよ。
恋愛のことまで書かされて強制的に脱がされた気分。
もう、亀甲縛りですよ。

暴行事件の話だって、ほっとけって話。
お互い好き合ってたし、たまたま彼がそういう性質を持ってただけの事だし。
あたしこういう事起きる人間なんだよね(笑)って思った。
デビュー当時お父さんは将来ちいちゃんにはプロデューサーに
なってほしいって言ってたんです。
(でも)お父さん自分の言った事完全に忘れてた。