【大本彩乃】perfumeの画像を張っていくスレ2
6月28日から公開されている映画『花より男子ファイナル』が、公開2日間で興行収入10億円、動員80.5万人を突破し、今年最大のヒットになっている。
“花男”の歴史は以外と古く、92年『月刊マーガレット』で連載がスタート。95年内田有紀主演で実写映画化、96年アニメ化(テレビ朝日系)、01 年台湾で
ドラマ化された「流星花園」が大ヒットし、F4の人気がアジアで爆発。日本にも逆輸入された。そして、05年TBS系秋クールドラマがスタートし、平均視聴率19.7%、
最終回SPでは22.4%を記録、07年『花より男子2〜リターンズ〜』として復活。最高視聴率27.6%という圧倒的な支持を得、シリーズのDVD-BOXも記録的なヒットになっている。
そして映画化を望む声が高まる中、今回、完全オリジナルストーリーでスクリーンに登場(復活)した。その前売券は、5月末の時点で20万枚を突破、
発売開始一か月で東宝配給実写映画記録を更新するなど、公開前からものすごい盛り上がりを見せていた。そして主演の牧野つくし(井上真央)とF4(松本潤、
小栗旬、松田翔太、阿部力)による徹底的なプロモーションで煽りは万全、そんな状態で公開を迎え、前出の数字を打ち立てた。
引き込まれてしまうストーリー、シチュエーション、キャラクター設定、様々な要素が大人から子供まで、女子ゴコロ、男子ゴココをガッチリつかんだ。
実際に公開2日目に映画館に足を運んでみたが、そこに来ているお客さんを見るとそれもうなづける。こんなに広い層から、老若男女から愛されているのかと、
大ヒットの大きな要因を垣間見た気がした。
とはいえ、何よりもこのシリーズの強みは、全ての女子の願い、想い、希望を全て叶えてくれる内容だからなのではないだろうか。
リアルな世界とキラキラしたファンタジーな世界とが絶妙な加減で交錯し、女子はつくしに、男子はF4に、またその逆も然りで、感情移入しやすい内容になっているところだろう。
“セレブと貧乏人の恋”という大きなテーマに、夢、友情、切なさ、意表をついた展開、人間臭さといった様々な要素が絡み、その結果、抜群の“温度感”が生まれた。
ベタになりすぎず、カッコよさだけではなく、ユーモアさも多分に含んでいるところに共感、共鳴できたのではないだろうか。ファンタジーであり、リアルさもしっかりと感じることができ、