最終Rに前代未聞の反則劇! メッキはがれた亀田大毅
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦(11日、
東京・有明コロシアム)最後はボクシングではなかった。12回は度重なるレス
リング行為で何と減点3を受けた。前代未聞の反則劇。最大で10点差が開く
大差の判定で亀田大が敗れた。
「日本人とはいつでもやってもええ。今回はチャンピオンベルトを持ってる
から、やってやる」。威勢は良かったが、自分より3倍以上の試合数をこなし
てきた王者の前に経験不足を露呈した。ガードを固めて、左フックを振り回
す単調な攻撃に終始。途中からは頭から突っ込むだけだった。
長男の興毅を含め、亀田兄弟にとっては初めての敗戦。試合前は内藤をのの
しり続け「負けたら切腹」とまで断言していた。メディアの演出でスター扱い
されてきた18歳のメッキが無残にはがれた。ここからどうはい上がるだろうか。
http://www.sanspo.com/sokuho/071011/sokuho044.html