ありがとう、ありがとう。
たくさんのありがとうの言葉を胸に抱いて、僕らは一歩前へ踏み出す。
PCの電源を入れると、そこにはたくさんの仲間がいた。
顔は見えないけど、僕らは確かにつながっていた。
何かがあると、たくさんの人が一緒になって盛り上がった。
僕には友達は少なかったけど、ここには心一つになれる「仲間」がたくさんいた。
形あるものはいつかは壊れる。
僕が心の拠り所にしていたここも、もうすぐ終る。
ありがとう、ありがとう。
僕は君たちに勇気をもらった。
だから僕は、君たちにありがとうをあげる。
確かにそこにあったはずの「2ちゃんねる」の残骸。
涙でにじんだ僕の目にははっきりとは見えないけど。
でも大丈夫。
僕らはいつまでも「仲間」だから・・・