★★★ 色白巨乳クビレ 熊田曜子 パート16 ★★★
141 :
祭:
阿仁マタギ 西根稔氏 熊の交尾を語る
「 熊の交尾っちゅうのを見たことあるかい?」と西根さんがいたずらッ子のよう
に笑いながら言う。「 一回しか見たことねが、あれはスゴイもんだ。オレはその
交尾してる熊のオスの方の奴の背中の毛をむしったことがある・・・」とんでもな
い話だが本人はいたってマジメ「 熊っちゅうのは分からねことが多いんだ、謎の
動物って言われてるんさ。どっかの学者先生の言う通りなんてことは絶対ない!
だから、自分の目や手で実地に調べるしかないのさ・・・」もっともなことだ。
142 :
祭:03/11/09 15:12 ID:D+kYk6BC
その時に山に入ったのは二人、カメラは持っていなかった。「 えてしてそんなもん
だ」これは釣りの場合も共通する、タモの無い時に限って大物がかかってバラシた
り、エサが切れてから好ポイントの連続だったり、何でもそうだが逃がした獲物や
チャンスは大きいのである。
最初に見つけたのは西根さん「 おれ!あれ見て見い・・あれ熊でねか?」「 ん
だ!なす 」「 しまったあカメラ持ってくれば良かった 」・・・・「 何か変で
ねが? 動かねど? 」「 あれ 頭二つあっど!」・・・「 おうおう あれ交
尾してんでねが?・・あんまり近づくとあぶねな 」・・・
143 :
祭:03/11/09 15:13 ID:D+kYk6BC
その時の交尾の形は人間で言えば、後座位とでも言えばいいのか?オスがメス熊
をひざの上で後ろから抱くようにかかえていたと言う。かなり長い時間をかけて交
尾するものらしい・・このままで普通は終わるところだが、その後が恐ろしい
144 :
祭:03/11/09 15:15 ID:D+kYk6BC
「 このままじゃつまらん、ワシあの熊の毛抜いて来っからオメここで見とけ 」
と言った西根さん、足音を殺してオスの背後に近づく。何とも剛胆な行動だ。お
そらく熊には分かっていただろうと言う、カメラを持っていないことも、背後に一人
回ったことも・・・そっと後ろから手を伸ばして背中の毛を一つまみちぎった途端
「 ガオッ!」とふりむいたオスのキバがタッチの差で空を切った。
そのオスは交尾をしたまま首を真後ろまで曲げてきたと言う。交尾を途中で止め
ることはないという確信があったにしろ、とんでもない行為である。マタギとはこ
うした行動を通して「名」を残すものなのかも知れない。「名」こそが最大の財産
という世界であることを改めて思い出させてもらった。